プロに教わるデッドニング講習⑧-4
天井デッドニングのやり方・吸音材&断熱材の貼り方
天井デッドニングの吸音材は、断熱材も兼ねたものがオススメ。吸音材の貼り方は難しくはないので、ここでプロの作業を一通り見ておくと、自分でできるイメージがわくはず。効率的なサイズ出しや、足りない部分のつなぎ合わせなどもわかる。
天井の柱をよけながら吸音&断熱材を全面貼り
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「天井デッドニングのやり方(制振材の貼り方)╱補強編」の続きです。
●レポーター:イルミちゃん
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前回までで制振材は貼り終えました。
●アドバイザー:カーデン 佐伯研究員
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天井鉄板のビビリ防止はできたってことですね。
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デッドニングでは制振材を貼った上から吸音材を貼りますが、天井デッドニングの場合はせっかくなので断熱効果もある素材を使いましょう。
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これがつまり、吸音材でもあり断熱材でもある。
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そうです。これを天井に貼っていきますが、ある程度厚みがあるので、天井の柱の部分はよけないといけません。
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ふむ。天井内張りが戻せなくなってしまう。
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なので、まずは大きなシート状のままで天井にあててみて、柱と柱の間に貼れるサイズを測ります。
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スケールで測るより直接当てて実寸を測ったほうが早いってことね。軽いし。
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鉄板の平面部の幅に合わせて、吸音・断熱材を切り出して……
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そして天井に貼り付けます。
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幅は天井の平面に合わせて切り出したけど、この場合は長さがちょっと足りませんでしたね。
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そこはシートの長さの限界なので仕方ありません。端の部分は別に切り出した吸音・断熱材をつなぎ合わせればいいのです。
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これを継ぎ足しで貼ります。
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一列貼れました!
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これと同じ作業を、繰り返していきます。
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制振材みたいに圧着作業がないから、天井に吸音材・断熱材を貼るのは思ったより早そう。
今回使っているのは500×750mm×10枚入りの「AT-AQ491P10」だが、こちらは完全に業務用ボリューム。一般DIYユーザーには「AT-AQ490」のほうがよさそう。
※詳細はAmazonのオーディオテクニカ ヒートシールドラグ AT-AQ490参照。
足りない分を切り出す
DIY Laboアドバイザー:佐伯武彦
コワモテだけど優しく謙虚な佐伯(さえき)研究員。オーディオイベントでは数々の賞を取っている、腕利きインストーラーだ。●カーデン TEL:0561-35-5015 住所:愛知県みよし市黒笹町西新田1205-1 営業時間9:00-18:00 火曜・水曜定休
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