ウーファー導入ガイド╱第7回

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サブウーファー取り付け方法③╱床下に配線を通すための準備

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サブウーファーを取り付ける方法の続き。今回は床下に配線を取り回すための下準備で、シートを外して（浮かせて）、フロアをめくる。後工程の効率が上がるし、ノイズ対策にもなるやり方。

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  「サブウーファー取り付け方法②純正ナビとの配線接続はどうやるの？」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  前回は純正ナビ裏で、スピーカー信号を取り出すことができました。

  ●アドバイザー：カーデン 佐伯研究員


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  ここに、チューンナップウーファーに付属していたスピーカー線をつなげばいいんだ～。

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  ……そうなんですが、ちょっと待った！

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  む？

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  ここから先は実際にサブウーファーの配線を取り回しますが、その前にシートを外したほうがいいですね。

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  え～？？ せっかくスピーカー信号が取れたのに、つなぐのは後回しなの？

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  まあ、このままどんどんナビ裏で配線作業を進めたくなるところだけど、サブウーファーの配線取り回しは、フロア下を通したいんですよ。

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  ほほう。
  床下に隠すのか。

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  それなら、ナビ裏での配線接続の前にシートを外して、フロアもめくってしまったほうがやりやすいです。どうせ電源線もフロア下を通すので。

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  なるほど。ナビ裏での仕込みが完了したら、シート外しに移行ですね。

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  まず、シートを固定しているボルトを外していきます。

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  前はボルトが見えていますね。


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  最近のトヨタ車は、アタマが細いボルトが使われていたりしますね。今回のは8ミリでした。

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  10ミリや12ミリの場合もあります。

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  後ろは、カバーを外すとボルトが見えます。

カバーを外して…



ボルトを外す


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  四隅のネジが外せたら、シートが取れますね。

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  そうなんですが、シートを車外に出す必要まではない。こんな風に後ろに倒して……


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  シート下を浮かせれば、サブウーファーの配線作業はできます。


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  なるほど。
  次はなにを？

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  フロア下に配線を通せるように、運転席側のフロアをめくっていきます。

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  カーペットをめくるためには、ステップも外す必要があるので、まずはステップを外しましょう。

ステップを外す


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  これは手で引っ張れば外せますね。

キックパネルも外す



キックパネルは奥にネジが1本あることが多い。

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  それと、給油口のレバーの部分も外さないとフロアがめくれません。ここはネジがあります。


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  シートを浮かせて、ステップ＆キックパネルを外して、給油口レバーも逃がせば……フロアがめくれるの？

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  そういうことですね。


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  フロアの奥のほうはマジックテープで止まっているだけなので、ビリビリっとめくるだけです。

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  あまり見ることはない、車の床下が姿を現しました。



ここまでの準備をやってから、サブウーファーの配線作業に入ると効率いいですよ



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  ……しかし。
  ちょっと疑問に思うことが……

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  なんでしょうか？

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  シート下に設置したサブウーファーの配線をフロント方向に運ぶなら……さっき外した、ステップの内部を通す手もありますよね。

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  そうですね。
  その方法もあります。

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  それならフロアをめくる必要まではないでしょう？ そのほうが効率的では？

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  作業性だけならステップ裏のほうが早いですが、サブウーファーやアンプの配線は、なるべくならフロア下を通したいです。

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  それはなぜ？

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  ステップ裏には、もともと純正配線がいろいろ通っていますよね。


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  ふむ。

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  そういう線に沿って配線を取り回すこと自体が、ノイズののる原因になります。

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  そうか、ノイズの心配か！

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  もっともサブウーファーの場合は低音しか鳴らさないので、サブウーファーの音自体にノイズがのることは基本的にないんですけど…

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  フムフム。

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  でも、サブウーファー（チューンナップウーファー）の電源線が原因で、他の純正機器にノイズがのって影響を与える可能性はあります。

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  ……ラジオとか。

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  だから、オーディオ機器の配線は、なるべく他の線が通っていない場所を通すに越したことはありません。

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  なるほどね！