プロセッサー（DSP）特集

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レクサスにDSPを取り付ける方法は？

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TOON XのDSPはレクサスには（現時点では）非対応だが、取り付けは不可能ではない。実際にレクサスに「TOON X」DSPを取り付けたオーディオプロショップ〈カーデン〉に、その方法論を聞く。

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  レクサスNXに「TOON X」のDSPを取り付ける機会があったので、その方法について解説しておきます。

  ●アドバイザー：カーデン 佐伯研究員

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  DSPの取り付けは、今までにも紹介したことがありますが……

  ●レポーター：イルミちゃん



✔ TOON Xの基本的な取り付け方法は「プロセッサー（DSP）を取り付ける方法」参照。

>>>リンク先で詳しく読む。

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  今回のポイントはレクサスであることです。上の記事のようなやり方ではできません。

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  レクサスに取り付けるのは、普通ではないと？

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  というか、「TOON X」のDSPは（現時点では）レクサスには非対応（取り付け不可の扱い）になっているのです。

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  そうだったのか。
  でも、なんで…？

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  トヨタ車とレクサス車では事情がぜんぜん違うのです。

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  フムフム。

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  トヨタ車やニッサン車の場合は、DSPを取り付けるときに、純正ナビ裏のカプラーに割り込ませますよね。


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  純正ナビのスピーカー出力をDSPに渡して、DSPで調整した音を再び車両配線に戻す、という流れです。

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  ふむ。
  レクサスは違うと？

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  レクサスの場合は純正で外部アンプが付いていて、そこからツイーターとミッドレンジに対して、それぞれ独立したチャンネルでつながっているケースが多いんですよ。

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  ホー。レクサスは凝った作りをしているんですね。

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  純正アンプの位置は車種によって異なっていますが、今回取り付けたレクサスNXを例にすれば、センターコンソールをバラした内部に設置してあります。


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  ……もしかして、DSPを取り付けるためにセンターコンソールをバラさないといけない？

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  レクサスNXではそうですね。DSPは純正アンプが出力したスピーカー線に対して割り込んでいくので、純正アンプ付近での配線作業になります。

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  ……なるほど。
  タイヘンそう。

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  ちなみに以前に他のDSPを取り付けたレクサスLS（先代モデル）の場合は、トランクに純正アンプがありましたので、トランク側での作業でした。

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  フムフム。

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  カプラー形状もトヨタ車とは異なりますし、純正アンプの位置も違うので「TOON X」のようなカプラーオンでの取り付けをウリにしているDSPにとっては、メーカー側も対応するのが大変と言えます。できなくはないでしょうけど。

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  だからレクサス系は、ざっくり全部非対応になっているんだ。

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  そうなんです。でもレクサスに乗っている方からも、TOON X（DSP）を付けたいという要望がきます。

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  そりゃあ、そうですよねぇ。

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  カーデンの回答は、カプラーオン取り付けはできないのですが、取り付け自体は可能です。

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  メーカーとしては対応していないけれど、取り付けは可能ではあるんですね。

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  純正アンプから出ているスピーカー線を加工すれば可能ですね。汎用品のDSPを取り付けるのと同じと考えれば「TOON X」のDSPだって取り付けできるのです。

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  そういうことね。

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  それから「純正配線そのものを切ったり加工したりするのが嫌だ」という人向けには、純正配線は加工しないでDSPを取り付ける方法もあります。

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  カプラーオンでは付かないのに、純正配線無加工で取り付けできる？ どういうことでしょうか？

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  ひとつ買わないといけない部品が出てきますが、ひと工夫すれば可能ですよ。