プロセッサー（DSP）特集

TOON X プロセッサー（DSP）がついに販売開始…！購入時の注意点など

TOON X プロセッサー（DSP）の販売が本日開始された。車種別の調整データがあるという革新的DSPなだけに「さっそく試したい！」オーディオファンもいるだろうが、購入する前に注意してほしいポイントもある。

TOON X プロセッサー（DSP）は、車種別の調整データが公開されているかどうかが重要

DIYラボで連載中のTOON X プロセッサー（DSP）が、本日ついに発売されました！

●レポーター：イルミちゃん
まずはトヨタ車と日産車用の販売を開始しました。

●アドバイザー：ビートソニックワタナベ研究員

Amazonでも販売開始されたビートソニック TOON X シリーズ ※機種ラインナップについてはAmazon販売ページの「スタイル」メニューを参照。

適合車種の詳細情報は、ビートソニック公式サイトの「TOON Xシリーズ適合情報」を見ると分かります。
今日は特に「適合に関する注意点」についてフォロー解説しておきたいと思います。
ふむ。
まず、現時点ではまだ、車種別の調整データ（サウンドファイル）がダウンロードできる車種は限られています。
適合車種の車種名をクリックすると、適合車種については「ダウンロードボタン」がありますね。これがウワサの調整データだ。
そうなんですが、ボタンの下に「※汎用のサウンドファイルになります」と書いてある車種は、まだ、車種別の調整データまでは公開できていません。
汎用サウンドファイルってなんのことですか？
車種ごとに調整したものではなく、どんな車種でもある程度の音質で聴けることを目指した、平均的な調整データになります。
……つまり、車種別データが公開されるまでの暫定的なもの？
そうですね。TOON X の核となるのは、あくまでも車種別に煮詰めた調整データですが、これは1台ずつ時間がかかる作業なので、現時点で全車種公開というわけにはいかないのです。
そういうことか。今のところ適合車種＝車種別データ公開車種ではない、ってことね。
そうなんです。適合表の車種はあくまでも、本体が取り付けられるかどうかを示しているだけです。
えーっと、では現時点では「汎用のサウンドファイル」しか公開されていない車種の場合は、今すぐ買って付けても本領発揮はできないのね。
そういうことになりますね。自分で調整する人とか、あるいは、取り付け店で調整してもらうから調整データは必要ない、という人なら問題ありませんが。
調整データがあるからこそTOON Xを付けたい、という人はこの点に要注意ですね。
適合車種に掲載されている車種については順次、サウンドデータを公開していくので、今しばらくお待ちください。
車種別の調整データが公開されていない車種は、ひとまず「待ちモード」でいいのではないかと思います。