プロセッサー導入ガイド㉑

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iPhoneなどのスマホと、プロセッサー（DSP）の接続に便利な変換器

プロセッサー（DSP）とスマホの接続のやり方。iPhoneなどのスマホをプロセッサーにつなぐための、便利な「変換器」を解説する。スマホの音楽をカーオーディオで、いい音で聴きたい人に役立つ情報だ。

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  「プロセッサー（DSP）の調整料金はいくら位？ DIYでもできるのか？」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  今日は、iPhoneなどのスマホをプロセッサー（DSP）に接続するときによく使っている「変換器」の補足解説をしておきます。

  ●アドバイザー：カーデン 佐伯研究員

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  スマホの音楽をカーオーディオで再生するなら、純正ナビを経由しないで、プロセッサーに直結するのがベストだよ～っていう話でしたね。



✔「iPhoneなどのスマホをプロセッサーにつなぐカーオーディオも今風」参照。

>>>リンク先で詳しく読む。

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  そうですね。しかしスマホの出力は「USB」（あるいはBluetooth）なので、一般的なプロセッサーにはそのままつなげません。

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  プロセッサー側には「USB入力」は無いんだ？

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  無いほうが普通ですね。USBインターフェイスやBluetoothは、あってもオプション扱いになっていますので。

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  なるほど。

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  そして、そういうオプション設定がないプロセッサーだって、たくさんあります。

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  ということは、スマホの音楽をカーオーディオで再生する人は、機種選びに注意しないといけないのか。

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  しかし、ここで便利なのが「変換器」の存在なのです。これは知っておくと重宝します。

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  変換器とは…？

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  カーデンでよく使っているオーディオテクニカの変換器「AT-HRD1」を例に説明しましょう。



Amazonでも販売されているオーディオテクニカ AT-HRD1

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  D/Aコンバーターって書いてありますね？

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  そうですね。USBのデジタル信号を、RCAのアナログ信号に変換してカーオーディオの外部入力などに接続するときにも使えますので。

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  そんな使い方もできるんだ。

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  ただ今回の話は、プロセッサー（DSP）を導入するのが前提なので、その場合は純正ナビの外部入力にアナログ信号を入れるより、デジタル信号のままプロセッサーに接続したいわけです。

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  ふむ…？

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  そういう用途のために、「AT-HRD1」には光デジタル（※角形光デジタルケーブル）で出力する端子も付いているんですよ。

※詳細はオーディオテクニカ AT-HRD1 公式ページを参照。

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  デジタル→アナログ変換だけでなくて、デジタル（USB）→デジタル（光）の変換に使えるんだ！

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  ハイ。プロセッサー（DSP）には一般的に「光デジタル入力」が備わっていますので、この変換器を使えばスマホがつながります。

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  なるほどね～。この方法なら汎用的に使えるわけね。

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  変換器とプロセッサーを接続するために「角形光デジタルケーブル」も必要になります。



ここではAmazonでも販売されているオーディオテクニカ audio-technica AT-RS90を使用。

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  それからiPhoneと変換器を接続するとしたら、USBケーブルの他に、Apple純正の「Lightning - USB 3カメラアダプタ」を使います。

※Apple Lightning - USB 3カメラアダプタは、Amazonでも販売されている。

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  これは、よく登場する「デジタルAVアダプター」ではないんですね？

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  「デジタルAVアダプター」は、iPhoneからHDMI信号（映像と音声）を取り出すためのアダプターです。今回のように音楽（音声信号のみ）を取り出す場合は、この「Lightning - USB 3カメラアダプタ」のほうを使って、USBとして取り出します。

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  なるほど、なるほど。

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  あとはこのアダプターから変換器までをつなぐUSBケーブルの長さは、設置場所によって変わってくる……ということですね。