プロセッサー（DSP）特集

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プロセッサー（DSP）の取り付け方法④╱ディスプレイオーディオとの接続

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車にプロセッサー（DSP）を取り付ける方法の最終回は、ディスプレイオーディオとの接続。今回のTOON Xプロセッサーは「カプラーオンで割り込むだけ」だが、カプラー形状が一致するところに挿せばいいというやり方はNG。接続位置をしっかり確認しよう。

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  「プロセッサー（DSP）の配線方法」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  前回は助手席シート下に設置したプロセッサー（DSP）まで配線を引きました。

  ●アドバイザー：カーデン 佐伯研究員

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  残る配線作業は…

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  あとは純正ナビ（ディスプレイオーディオ）の配線にカプラーオンで割り込むだけですね。

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  今回の配線はナビ裏をスタート地点に進めていったので、ナビ裏には「プロセッサー（DSP）のハーネスの反対側」が待機している状態です。


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  プロセッサー（DSP）のカプラーは4つあります。それぞれオスとメスが対になっているので、ナビ側と車両配線側のカプラーにつなげて割り込ませます。

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  これらを、ディスプレイオーディオのどのカプラーに割り込ませるの？

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  28ピンカプラーと10ピンカプラーの2つです。

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  えーっと、つまりドレとドレ？

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  ディスプレイオーディオ背面を見ながら説明すると、この2箇所につながっていたカプラーですね。


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  黒い10ピンカプラーは、音声信号が流れているカプラーです。すべてのスピーカー線が集まっています。



DSPのハーネスの10ピンカプラーを接続。

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  このカプラーから音声信号を取り出しているのね。

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  そして28ピンカプラーのほうには、電源系の線が通っています。



DSPのハーネスの28ピンカプラーを接続。

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  なお、純正の28ピンカプラーの色は、今回のモデル車の場合はグレーでしたが、これはどの車種・グレード・装備でもグレーというわけではありません。

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  色はアテにできない。

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  それから、カプラー形状が一致するところに挿せばいい、というやり方もNGです。

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  む。それだと誤挿入の可能性があるの？

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  はい。ここでは便宜的に左から「A」「B」「C」としますが……


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  ディスプレイオーディオは「A」と「C」は入れ替わっても接続できてしまいますので、要注意です。

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  背面から見て一番左の28ピンカプラー、と覚えておきましょう。

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  そしてもともとディスプレイオーディオにつながっていた車両側の純正配線カプラーにも、同じように接続します。

10ピンの車両側カプラーと接続



28ピン（A）の車両側カプラーと接続


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  これでプロセッサー（DSP）の配線作業は終了です。

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  つまり、取り付け完了～！

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  あとは、最初に抜いたディスプレイオーディオの配線をすべてつなぎ直して、元に戻せばOKです。

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  ちなみに今回のTOON X プロセッサー（DSP）は、アースは取らなくていいのでしょうか？

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  アースも電源といっしょに28ピンカプラーからまとめて取れているので、その作業は必要ないんですよ。

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  完全にカプラーオンだけで取り付けできるんですね。

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  通常だったらここからの調整作業が本番なのですが、TOON X はひとまず車種別調整データをそのまま使えばいいのでラクですね。