プロセッサー導入ガイド⑱

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カーオーディオのプロセッサーの取り付けはどんな作業なのか？（社外ナビ編）

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カーオーディオのプロに学ぶ、プロセッサー（DSP）の取り付け方と配線作業。プロセッサーには全スピーカーの配線が集められるので、どれがどのスピーカー線なのかわからなくなりそうになるが、その対策も教わる。

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  「カーオーディオのプロセッサー取り付け事例」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  今日は前回紹介したハイエースをモデルに、プロセッサー（DSP）の取り付けがどんな作業なのかを説明します。

  ●アドバイザー：カーデン 佐伯研究員

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  ハイエースってことは、プロセッサーは後ろに積むのかな。

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  いや、この車のオーナーさんは後ろにバイクを積んだりもするので、荷室はオーディオには一切使っていません。

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  ホー。アクティブに車を使っている人なのね。

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  シート下の空間もないので、前席センターにボックスを作って、プロセッサーやリアスピーカー用のアンプなどを設置することになりました。


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  最終的にはカバーを作り、その上にチューンナップウーファーや、プロセッサーのコントローラーを設置します。


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  なんか大がかりになっているけど……これは今回のハイエース事情ということで。

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  そうですね。普通の車だったらシート下に設置したと思います。

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  取り付け場所を決めたら、どういう配線作業をするのでしょうか？

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  今回のハイエースでは、メインユニットは社外ナビ（サイバーナビ）なんですね。

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  フムフム。

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  この場合は社外ナビからの音声信号を、プロセッサーにRCA入力することになります。

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  ナビからプロセッサーまでを、RCAケーブルでつないでいる様子（↓）です。



プロセッサーの「LINE INPUT」にフロント左右とリア左右、合計4本のRCAケーブルをつなぐ。

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  ナビからつながってくるのが、この4本のRCAケーブルね。

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  そして全スピーカーの配線をプロセッサーに集めます。

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  今回のハイエースは、フロント3wayです。

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  リアスピーカーもあるので、合計8スピーカーですね。

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  それぞれプラス線とマイナス線があるから、合計16本も集まってくるのか。


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  どれがどのスピーカーの線だか分からなくなりそう。

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  なので自分で分かるようにラベルなどを貼っておきます。

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  「RT」と書いてあるのは？

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  右ツイーターです。
  僕のルールですけども。

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  じゃあ「LD」は？

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  左のドアスピーカーです。

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  Dはドアスピーカーの略号ね。

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  ミッドレンジは「M」と書いているので、「LM」「RM」などとメモっておきます。

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  ここは〈自分ルール〉でいいから、分かるようにラベルを付けておくといいんだ。

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  今回はアンプ内蔵型プロセッサーなので、外部アンプを介さずに、スピーカー線をプロセッサーに直接つなぎます。



スピーカー線は、プロセッサーの「OUTPUT」につなぐ。

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  チューンナップウーファーのRCAケーブルは、プロセッサーの「LINE OUTPUT」につなぎます。

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  これで全てのスピーカー線がつながりました。

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  あとは電源ですね。