プロセッサー導入ガイド⑩

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カーオーディオのプロセッサー導入にはいくら位かかる？ おすすめ機種は？（後編）

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カーオーディオ用プロセッサーのおすすめ・後編は、フロント3wayの場合。フロント3wayスピーカー+サブウーファーをつなぐ想定に加えて、フロント3wayスピーカー+リアスピーカー+サブウーファーをつなぐパターンのおすすめ機種は…？

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  「カーオーディオのプロセッサー導入にはいくら位かかる？ おすすめ機種は？」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  ひき続き、ヘリックスのラインナップを例にプロセッサーの選び方の解説です。

  ●アドバイザー：カーデン 佐伯研究員

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  前回はヘリックスの中では安い、7万円（税別）の機種について触れましたが……

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  しかしフロント3wayスピーカーにするのが前提ならば、もうひとつ上位の「HELIX M-SIX DSP」からになってくることが多いと思います。この機種はプロセッサーとしては10チャンネルで、内蔵アンプが6チャンネル。

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  価格はどのくらい上がるんだろう？

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  価格は9万円（税別）に上がりますが、これなら「フロント3wayスピーカー＋サブウーファー（外部アンプ）」のシステムには対応できます。

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  内蔵アンプが6チャンネルってことは……フロント3way（計6スピーカー）をマルチで鳴らせる！

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  サブウーファーはどのみちパワー的に別体アンプ（またはアンプ内蔵のチューンナップウーファー）が必要なので、内蔵アンプは6チャンネルで足ります。



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  フロント3way＋サブウーファーというバランスの取れた仕様を作る上では、無駄がなく、おすすめですね。

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  この仕様で十分な気がしますけど、もっと上位グレードのプロセッサーだと何が良くなるのだろうか？

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  もうひとつ上位モデルになると「HELIX V-EIGHT DSP MKII」という機種になります。


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  これは内蔵アンプが8チャンネルに増えますね。プロセッサーとしては同じく10チャンネル対応です。

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  8チャンネル分もの内蔵アンプをなにに使うの？

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  フロント3wayスピーカー＋リアスピーカー＋サブウーファー、という構成でいきたい人にはおすすめできます。



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  8チャンネルあれば、リアスピーカーまで内蔵アンプで鳴らせる。

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  そうですね。ただし「HELIX V-EIGHT DSP MKII」は、17万円（税別）します。

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  ……。ずいぶんと高くなりました。

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  さらにその上のモデル「HELIX V-TWELVE DSP MKII」になると、14チャンネル分の調整ができて、内蔵アンプも12チャンネルになりますが、価格も24万円（税別）まで上がります。

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  そんなにチャンネルいるッ？

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  まあ、システムによってはそのくらいチャンネル数が必要になるということですね。ちなみにカーデンのデモカーが付けているのは、アンプ無しの単体12チャンネルプロセッサー「HELIX DSP ULTRA」です。

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  アンプ別体プロセッサーだから、アンプも12チャンネル分必要になるってことよね。

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  そうですね。たくさんの機材を積むことになります。

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  佐伯研究員はリアスピーカーは鳴らさない主義（フロントステージ重視）なのに、なんでそんなにチャンネルがいるのよ？

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  〈カーデン〉デモカーの最新仕様はフロント4wayを組んでいまして、フロントだけでも8チャンネル分が必要なんです。あと、サブウーファーも2つ積んでいまして……

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  オーディオの世界は上を見たらキリがないようです。