プロセッサー導入ガイド⑲

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プロセッサー（DSP）取り付け╱電源はどこから取るのか？

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カーオーディオのプロに学ぶ、プロセッサー（DSP）取り付け方法。今回はプロセッサーの電源の取り方。実際にアンプ内蔵型プロセッサーの電源をバッ直で取りながら、ポイントや注意点を解説する。

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  「カーオーディオのプロセッサーの取り付けはどんな作業なのか？」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  前回はスピーカー線をつないだので、今回は電源の取り方を解説します。

  ●アドバイザー：カーデン 佐伯研究員

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  プロセッサーの電源はどこから取るのでしょうか？

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  取り付けするのはアンプ内蔵型プロセッサーなので、一般的な外部アンプと同様に、バッ直で取ります。


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  今回はプラス線とマイナス線を、共にバッテリーに直結しています。

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  マイナス側も直接バッテリーにつなぐんですね。

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  ボディアースでもいいんですが、僕が取り付けるときは直接アースすることが多いです。アーシングと同じで、これが一番確実なアースですので。

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  なるほど。

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  容量の大きいアンプなどを取り付けるときも、同じような配線方法を取っています。ただ、ボディアースで特に問題があるというわけではないですよ。

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  ケーブルも太いですね。

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  今回のプロセッサー取り付けで使ったケーブルは、オーディオ機器のケーブルとしては細いほうですけどね。

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  え、これでも細いの？

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  このサイズで8ゲージです。今回はプロセッサーのためだけの電源なので8ゲージで十分でしたが、アンプを別体で何台も積んでいる状況なら、4ゲージをよく使います。

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  複数台のアンプの電源を、バッ直でまとめて取るからか。

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  そうですね。だからオーディオ機材を積む車のおおもとのバッ直線は、太いケーブルを使っておきます。

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  なるほど。

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  ポイントは、バッテリーから取り出した直後にヒューズを入れること。これは途中のケーブルに何かあったときのために、入れているヒューズです。


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  それから、プロセッサーに入るその手前にも、ヒューズを通しています。


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  こちらのヒューズは、プロセッサーの保護目的ですね。

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  これってアンペア数はどうやって決めるのでしょうか？

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  プロセッサー本体に付いているヒューズの容量がスペックに書いてあるので、それより少し大きいくらいのアンペア数のヒューズを入れます。

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  取り付けようとしているプロセッサーのスペックを確認して決めているのね。

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  それから電源ケーブル自体を保護する目的で、最後にコルゲートチューブなどを巻いておきます。

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  この配線に何かあったら大変ですからね…。



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  プロセッサーにつなぐ線は、もう1本「アンプリモート線」があります。これはナビ裏から信号が出ているので、スピーカー出力のRCAケーブルといっしょに取り回して、プロセッサーにつなぎます。

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  プロセッサーの配線作業は、それで全部ですか？

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  そうですね。ちなみに純正ナビの場合はRCA出力なんて無いので、純正スピーカー線を切って、プロセッサーのハイレベルインプットに入れる方式になりますが、これはまた別の機会に解説しましょう。

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  プロセッサーの取り付けそのものは、電装が得意な人ならDIYでもできそうだけど……プロセッサーって付けて終わりじゃないからなァ。

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  プロセッサー（DSP）で一番重要なのは、取り付けたあとの音の調整ですね。