東京オートサロン2023ルポ①
ビートソニックがオーディオブランド「TOON(トーン)」を発表…!
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新しいオーディオブランド「TOON(トーン)」を東京オートサロン2023で発表したビートソニック。TOONのテーマは「純正ナビや純正スピーカーのまま、音質アップを図ろう」。それが叶うものならば、やりたい人は多いはず!
ビートソニック「TOON X」プロセッサーが衝撃的
〈東京オートサロン2023〉が開幕しました…!
DIYラボ レポーター:イルミちゃん
DIYラボ研究員のいるブースから回ってみるかぁ〜
DIYラボ別館:ユキマちゃん
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えー、なお、今年はビートソニック・ワタナベ研究員から重大発表があると聞いておりまして……まずはビートソニックブースへ。
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なんか今年のビートソニックブースは大きいぞ。去年の倍くらいあるような……?
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ハイ。まさに今年は倍の規模でのぞんでおります。
●アドバイザー:ビートソニック ワタナベ研究員
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ここまで力を入れて、いったいなにを発表しようと……?
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今年のビートソニックは〈音〉で勝負します。
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去年はテーマはミラーリング……つまり〈映像〉だったのに対し、今年は〈音〉か。
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考えてみればビートソニックはカーオーディオブランドとしての側面も強いですからね。
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そこで新たに立ち上げたのが「TOON(トーン)」というブランドです。
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ブランド名まで作ったんだ。
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ビートソニック製品は型番のみのものが多いから、かなり珍しい展開と言えます。
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それだけ気合いが入ってるってことね。
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TOONの方向性は、あくまでも純正オーディオベースで、「良い音」にこだわっていくという点です。
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純正オーディオのままで……?
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純正ナビや純正スピーカーのままで、音質アップを図ろうということですね。
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純正ナビや純正スピーカーのままで、どうやって音を良くするのよ?
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それは、これまでにもDIYラボで提案してきた「アンプを割り込ませる方法」もあるし、別の方法も考えられます。
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別の方法とは?
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プロセッサー(DSP)を使う方法です。今回のTOONシリーズの目玉として、新たにプロセッサーを開発しました。
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ビートソニックがプロセッサー(DSP)を作った……!
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そうです。ちなみにプロセッサーにはシリーズ名「TOON X」を与えました。
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もうひとつ「TOON α」というのもありますが?
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「TOON」のオーディオブランドを作るにあたり、お馴染みのパワーアンプPA2シリーズは「TOON α」として統合されました。
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そういうことかぁ。「TOON α」がアンプで「TOON X」がプロセッサーなんだ。
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はい。そのように「TOON 」ブランドで統一しました。
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では、ここで注目すべきは、純粋な新作の「TOON X」プロセッサーということになりますね。
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ねぇねぇ、プロセッサーってなによ?
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……アンタ、DIYラボぜんぜん見てないのね。プロセッサーの記事けっこうあるよ。
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ただし、佐伯研究員が解説しているような一般的なプロセッサーは、本格的な機能も有する代わりに、価格も高価でした。
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プロセッサーって、最低でも10万円近い金額は覚悟しないといけないアイテムですね。
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そんなにするのか……。
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しかし今回の「TOON X」プロセッサーは、価格も4万8000円(税別)の設定になっています。
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なんとっ! カーオーディオ業界を震撼させるような衝撃ニュース。
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それから、純正ナビ&純正スピーカーを前提に音質アップを図る、と言いましたよね。
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ふむ。
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「TOON X」プロセッサーは、純正ナビと純正スピーカーの間に、カプラーオンで割り込ませることが可能です。
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「TOON α」がカプラーオン取り付けできるアンプなら、「TOON X」はカプラーオン取り付けできるプロセッサーなんだ!
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そうなんです。「TOON X」プロセッサーだけを割り込ませても、純正オーディオの音が大きく変わりますよ。
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これまでのカーオーディオ業界の常識を覆す、斬新なアプローチ!
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オートサロンのビートソニックブースで純正からの音の変化を体験できますので、ぜひお立ち寄りください。
ビートソニックブースは北ホール・9にあり。ブルー基調の爽やかなカラーリングが目印。
Amazonでも販売開始されたビートソニック TOON X シリーズ ※車種別ラインナップについてはAmazon販売ページの「スタイル」メニュー参照。