プロに教わるデッドニング講習

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ドア内張りデッドニング（ビビリ対策）方法

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ドアの内張りのビビリ（振動）音を防ぐデッドニング方法・実践編。「凹凸が多い」「狭いゾーンも多い」ドア内張りの制振材の貼り方は、どうすればよいのか。どの車種でも参考になるドア内張りデッドニングのコツとは？

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  「〈ドア内張りビビリ対策〉としてのデッドニングもある」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  今回から制振材を貼っていきますがドアの内張りは、意外と凹凸が激しいです。

  ●アドバイザー：カーデン 佐伯研究員

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  あー。シート状の制振材をそのままペタっと貼るわけにはいかなそう。


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  なので、ドア鉄板のとき以上に、制振材を細かく切り分けながら貼っていきます。


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  まずはこのへんに貼ろうかな。


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  今回のカローラスポーツだと白い部分と黒い部分で貼り合わせてありますが、どっち側にも貼るのでしょうか？

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  どっち側にも貼りますし、こういう内張りの貼り合わせ部分には、両方にまたぐように貼りたいところですね。

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  なるほど。

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  内張り固定用のピンのところは切り込みを入れつつ、このように貼っていきます。

ローラーでグリグリ



ローラーの柄でグリグリ


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  貼り合わせてある箇所はビビリ音やカタカタ音が出やすいので、制振材を貼ることで一体化させるイメージです。

段差もグリグリ


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  下の形状が浮かびあがる位、圧着させています。


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  ハミ出た分はカットして……


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  別の細い場所などに貼ればいいですね。


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  貼り合わせの内張りが、頑丈になっていくカンジがする。


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  完全に真っ平らなところはほぼ無いので、ローラーやヘラを使って、しっかり内張りの形状に追従させましょう。

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  ドア鉄板をデッドニングするときは、内張りピンがささる穴を塞がないように注意しましょう、と言いましたが今回も同じです。

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  内張り側にはピンが付いているから……

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  ピン位置にかかる部分は、制振材をくり抜きながら貼っていきます。


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  そして細い場所には、制振材を短冊状にカットして貼っていきます。


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  ドアスイッチ裏の周辺などは、細かくカットしながら貼るしかないですね。


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  例によってパズルゲームの様相になってきました。

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  コツとしてはまず、貼るスペースの幅に合わせて制振材をカットしたのち……


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  内張りのピンやツメにかかる部分だけ、切り込んでカットしたり、穴を開けたりしていく、というカンジですね。


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  け、けっこう手間がかかる気がしてきたぞ。バーンって貼れる場所が無い。


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  だから「ドア鉄板より、ドア内張りのデッドニングのほうが大変かも」……って言ったんですよ。