LEDフットライトの作り方

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LEDフットライトの配線図╱4席分の足元照明を作るには？

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フットライトの作り方を、配線図を元にわかりやすく解説。運転席＆助手席だけでなく、後席も含めた4席分のLED足元照明だ。なお配線は卓上で先に完成させるのが今回のポイント。狭・暗・寒・暑な車内で作業するよりも、DIY的にもメリットが大。

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  前回、フットライトのLED基板ができたので、今日は配線でつなぎます。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  僕の場合は、車内の長さを測りながら、まず先に下のような（↓）1本モノの配線を作ってしまいます。

  ●アドバイザー：イルミスタ・野本研究員

リアル配線図


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  なお、これは説明用の配線図ではなくて、今回取り付けるホンモノの配線です。

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  ほほう。

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  電源取り出し位置から一番遠い、助手席後ろのLED用に長い配線コードを1本切り出して、その途中に助手席用のLEDを合流させています（合流1）。


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  あとは、助手席に行く線の他に、運転席用LED、運転席後ろ用LED、電源取り出し用の延長コードを用意し、4本まとめて合流させました（合流2）。

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  先にこんなの作るなんて、なんだか斬新なやり方ですね。

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  車内で1本ずつ切り出してつなげてもいいんですが、先に1本モノで作るメリットとしては、車内でハンダ付け作業とかしなくて済みますね。

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  そしてピットって、冬場は寒いし、夏は酷暑。これなら屋内でできる！

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  それもありますね。
  DIY的にも、メリットが多いと思いますよ。

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  取材時の今は冬なので、ぬくぬくDIY。サイコーですね♪ まずはコタツの準備だ。

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  ただし、いざ車に付けたら「届かないよ〜」とならないように、しっかり測っておくのが前提ですけどね。

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  ここで配線を作っていく上でのポイントです。まずLEDの近くで、脱着できるようにしておきましょう。


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  上の4か所には、脱着できるコネクター（カプラー）をかませてあります。



使っているのはコレ



エルパラで販売している、細線用2Pコネクター

✔ ひとくちメモ

細線用コネクターを使うと、細線を何本もまとめて脱着できる。 今回使ったのは2本用（2ピン）だが、3ピン用、4ピン用、5ピン用、6ピン用、8ピン用もある。

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※詳しい使い方は、「細線をまとめてカプラー化！ 細線用コネクターが便利」参照。

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  例えばフットライトを、アンダーカバー底面などに貼り付ける場合。配線の脱着ができないと、アンダーカバーを外すときに困ります。

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  配線の合流ポイントは、下の2か所（↓）ありますが……


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  配線の合流は、イルミスタではハンダ付けで行っています。


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  こうやって3本、4本の配線（銅線）を、まとめてハンダで合流させているんですね。

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  0.2スケアの細線なら、2ミリの収縮チューブを使ってプラス同士の合流、マイナス同士の合流をまとめます。


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  その後、ちょっと太めの収縮チューブ（4ミリなど）を使って、全体をまとめて結線部をコンパクトに仕上げます。

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  1か所、配線が切りっぱなしになっているところは、電源接続用ですね。


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  電源をどこから取るのか……という点は、お客さんの要望次第で変わります。

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  定番は？

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  スモールランプオンに連動させて、夜だけ光らせたい、という人が圧倒的に多いですね。

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  夜はず〜っと光らせている。

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  そうです。その場合は、車内のどこかからイルミ電源（スモール連動）を取ればいいわけです。

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  イルミ電源の取り方は、下記記事で詳しく解説済みです。

ナビ裏から取るコース



「ナビ/オーディオ裏からイルミ電源を取り出す方法」参照。

スイッチ裏から取るコース



「イルミ電源をスイッチ裏から取り出す方法」参照。

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  スイッチ裏から取れる車種（スイッチがスモール連動で光る）は、ナビよりカンタンに取れていいと思います。

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  ところで、フットライトならドア連動で光らせたい人もいるのでは？

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  イルミスタのお客さんの例でいうと、ドア連動だけ、という人はあまりいないんですよね。

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  なぜだろう？

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  それだと、光っている時間がほとんどないからだと思われます。

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  せっかくフットライトを付けるなら、光っている時間がほしいってことですね〜。

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  ただ、モノを落としたときの実用性という観点で言えば、ルームランプ連動とかは実用的ですよね。

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  フムフム。

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  ですので、たまに、「スモール連動＋ルームランプ連動にしたい」というリクエストは受けますね。

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  ほほう。つまりルームランプをオンにすれば、スモールオフでも点灯するってことか。

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  そうです。ただし、ルームランプのドア連動線も取らないといけないし、リレー制御が必要になるし、取り付けの難易度は上がります。

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  応用編はまた別の機会に教わるとして、今回は初心者でも作りやすい、スモール連動フットライトで話を進めます。

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  では、今回卓上で作った配線を、そのまま車内に持ち込んで取り回しましょう。