車とアウトドア
畳める車内収納ボックスがあれば、アウトドアに限らず便利
車内で使う収納ボックスを探している人にオススメできるアイテムを紹介。定番はトランクカーゴ的なハードタイプだが、そこそこハードで折り畳める「ポータブルボックス」はアウトドアで利便性が高そうなので、サイズ感・強度・使い勝手などをチェック。
そこそこハードさもありながら畳める、車内収納ボックス
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今日の話題は車内で使う収納ボックスについて。
●レポーター:イルミちゃん
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アウトドアをする人だと、トランクカーゴみたいなハードタイプのボックスを使ったりする人が多いと思うし、僕も持っているんですけど……
●イルミスタ・アウトドア:長さん
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ふむ。
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いわゆる普通のボックスタイプだと、中身を出して空になったときに小さくできない、というデメリットがありますよね。
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まあね。使っていないときはジャマですね。
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アウトドアではイスにして使うとか、いろいろ活用法もありますけどね。
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なるほど。
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とはいえ普段はなにも入れていない状況だとしたら、やっぱりジャマになるわけです。
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そりゃそうだ。
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なにも入れていない状況があるんだったら、畳める収納ボックスっていいかな~、と思います。
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畳める収納ボックス?
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イルミスタ・アウトドアで最近販売開始したポータブルボックスはそういうタイプの収納です。
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これは折りたたんだら、小さくなるボックスです。
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持ち手もあるし、カバンのように持ち運びできるんだ。
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まあ、カバンのつもりで持ったらそれなりに重いですけどね。2.43Kgくらいはありますので。
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見た目のコンパクトさにしては、意外と重いのはナゼ?
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これはボックス状にしたときの強度を重視して、内部にボードが入っているからですよ。
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硬めのボードみたいなものが入っていることで、形状が維持されます。
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自立するし、型崩れもしない収納ボックスだ。
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それもあるし、けっこうな重量物を入れても、そのまま持ち上げたりできますよ。
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けっこうな重量物って、例えば?
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実験で680mlのペットボトル飲料を24本(1ケース分)入れてみたんですが、入っている状態で持ち上げても、たわまない位の強度はあります。
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畳めるわりには、頑丈なボックスなんですね。
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なお、収納力という意味では、上にも載せれば40本くらいは入りそうですね。
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どんだけ飲むのよ。
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いや、あくまでも実験ですから……。
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とはいえ底が抜けたりしないのだろうか。
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底板も入っているし、仕切りの板を1枚追加することもできますので、強度面からは問題ないですよ。
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フタも付いています。フタするときは側面にペタっと面ファスナーで付けるだけです。
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完全なボックスになった。
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畳める収納ボックスのもうひとつのメリットとしては、このように半分だけ展開して使うこともできます。
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ふだんからボックス形状だとジャマだ、という人にとっては利便性の高い車内収納と言えそうです。
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ただしデメリットもあるので、その点もお話しておきましょう。
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ふむ。
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まず防水性という点ではハードタイプのボックスのほうがいいですね。
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ポータブルボックスは防水ではないんだ。
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ですので外で使うのであれば、撥水スプレーなどをして使ったほうがいいかもしれません。
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ふむ。
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とはいえタープを張ってから荷物を運び出す、という流れなら、そんなにたいして濡れることはないでしょうが。
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普通は濡れるような状況で放置しないもんね。
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そうなんです。なのでそこはあまり問題にはならない気がしますが……ただ、あとは、見た目は硬いボックスのほうがカッコいいかなと。好みの問題ですが。
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なるほど。車内収納ボックスに求める要素も人それぞれ。
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見た目うんぬんではなく実用性・携帯性を重視する人には、畳める車内収納ボックスはオススメです。
イルミスタで販売しているポータブルボックス
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