通好みの電装カスタム

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ブレーキを踏まないでエンジン始動できたら、車中泊にも便利

ブレーキを踏まずにエンジン始動ができたら、どう便利か想像してみよう。例えば車中泊。エンジンを切って寝るのは当然だが、車内が暑くて（または寒くて）目が覚めた。即エアコンをかけたいが、靴も履いていない状況とすると、ブレーキを踏むのは意外と面倒。こんな時に有効な方法がある。

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  デンクル・岡本研究員の、新たな発明品をレポートしたいと思います。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  このネタは、特に車中泊を楽しんでいる人などに便利だと思います。

  ●アドバイザー：DENKUL 岡本研究員

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  車中泊？
  いつもとは、何か違うこと言い出しましたね。

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  プッシュスタート車の、スタートボタンをカスタマイズします。

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  スタートボタンの改造？


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  プッシュスタート車は、ブレーキを踏みながらスタートボタンを押すとエンジン始動できますが……


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  ブレーキを踏まずにスタートボタンを押すと、ACCオンの状態になりますよね。

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  車の電源が入るだけで、エンジンはかかりません。

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  ただ、それだと、不便なときがありますよね。

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  と言うと？

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  例えば、まだ車は動かさないけれど「暖機運転したい」とか「一時的にエアコンを使いたいから、エンジンを始動したい」……などのときです。

こんなふうにエンジンをかけたり……


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  あー。パーツの取り付け作業中、動作確認するときにも同じようなシーンを見かけますね。

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  そうなんです。まあ、自分が外にいる状況ならまだいいんですけど、車中泊のときなんかは……

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  車中泊の時は、エンジンを切って寝ないと危険ですよ？

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  そうなんですけど、その結果、車内温度が上昇して、寝苦しくなって目が覚めたら？

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  う〜ん。それはエアコンをかけて、いったん冷やしたいですね〜。

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  そんなときに、靴も履いてない状況で、運転席に座り直して、ブレーキを踏んで……って、これ意外と大変ですよ！

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  ……確かに！

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  後席から這い出てきて、そのまま手でブレーキペダルを押して、なんとかしようとしたり……

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  ……寝ぼけているようにしか見えませんね。

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  まあ、そういうわけで、スタートボタンを押すだけでエンジン始動できると、便利な場面は意外と多いのです。


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  昔のカギの車では、これが当たり前に出来ましたけど、あのイメージですね。

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  なるほどね〜。それを可能にするのが、デンクルのイージースタートキットですね。



デンクルのイージースタートキット「DK-START」

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  ところで、便利なのはいいけれど……オートマ車でブレーキを踏まずに始動するって、危険性はありませんか？

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  といっても、オートマ車はそもそも、ギアがパーキングかニュートラルの状態でないと、エンジン始動はできないのです。

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  フムフム。

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  だからブレーキを踏んでいないと車が動く、という状態ではないんですよ。

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  なるほどね。

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  それと、もっと根本的なことを言うと、このキットを取り付けても、純正動作がなくなるわけではないんです。

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  どういうこと？
  スタートボタンは、1個しかないですよ？

ブレーキを踏まずにエンジン始動させるには、スタートボタンを「長押し」するのが条件なんです



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  約1.5秒程度、長押しするとエンジンがかかります。

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  普通に短くポチっと押したら？

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  今まで通り純正動作します。

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  ……ということはACC電源が入る？

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  そうですね。あるいは、ブレーキを踏みながら、ポチっと押せば、通常通りのエンジン始動です。

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  なるほど！
  その方式も残したままなんだ。

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  そうです。純正の挙動は残したままで、あくまでも「長押しでエンジン始動」という、ウラ技を足すだけです。

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  ホホウ〜、考えたなァ。これは確かに、車内でくつろいでいる車中泊にうってつけの改造と言えそうです。