車中泊シリーズ
ソロ車中泊用のソロフラットキットに、ブラックフレームバージョン登場
車で行くソロキャンプ・ソロ車中泊向け「ソロフラットキット」に、700系アトレー用が登場。新色のフレームカラー〈ブラックフレームバージョン〉も出たので、実際にアトレーにセットした様子をチェックしてみる。
700系アトレー用のソロフラットキットも販売開始
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車中泊向けフラットキットを鋭意開発しているイルミスタから、最新のレポートです。
●レポーター:イルミちゃん
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以前にS321V系ハイゼットカーゴのソロフラットキットを紹介しましたが……
●イルミスタ・アウトドア:長さん
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その後「現行型の700系アトレー用は無いんですか?」という問い合わせが多かったので、作りました。
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片側のリアシートを起こせるのが、ソロフラットキットのメリット。そこは同じですね。
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S321系と形状はほぼ同じに見えますが、天板サイズなどは違います。車内の幅が広くなっている分、天板で1センチほど幅を広げています。
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1センチとはビミョウな違いですが、そのへんのキメ細かさが重要なんでしょうね。
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ソロベッド仕様のときは1センチの違いですが、横並びにして荷台フラット仕様にしたときに2センチ幅が広い、ということですね。
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ピッタリ。車種専用で作っているから当然だけど。
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それ以外は大きな変更点はないんですが、ニュースとして、今回からブラックフレームを追加しました。
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ほおお。そういえば黒いフレームだ。
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イルミスタのフラットキットはもともとシルバーフレームのみでしたが、今後は他車種も含めて「シルバー」と「ブラック」のどちらでも選択可能にしていきます。
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黒いフレームもカッコいいですね。
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当初からラインナップの予定はありましたが、値段が少し上がってしまうのがデメリットで、どうかなぁと思っていたところ、今回はオーナーの方の要望もあって取り入れてみました。
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ブラックフレームのほうがいいな、っていう人は当然多そうですが……いくら位高くなるんでしょう?
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車種にもよりますが今回の700系アトレー用で6000円程度上がってしまいます。
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その点を除けば、あとは好みの問題ですか?
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あえてひとつ言うなら、傷が付いたときにブラックバージョンのほうが目立ちやすい、というのはありますね。
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あー。
それはそうか。 -
下地はあくまでもシルバーですから、傷ついて剥がれたら下地のシルバーが出て目立ってしまうわけです。
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そういう意味ではシルバーのほうが実用的ではあるかも知れないけど……
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楽し悩ましい選択なので、おおいに悩んで決めましょう。
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ちなみに今回の製作車両は床に板をはっていて平らな状態ですが、一般的なノーマル仕様でも、フラットにした状態なら、特に面倒な微調整はなく付けられます。
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足の落とし場所は、あるってことですね。
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そうですね。そのあたりは考えながら車種別に設計しておりますので。
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次回は、イルミスタのソロフラットキットの取り付け(設置)方法について、教わろうと思います。
詳細はイルミスタのアトレー S700V/S710S用「TNキットS」参照。
前後に並べていたアルミフレーム枠のひとつを移動させて、左右に並べて連結させる。
>>> 次回に続く
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