車中泊シリーズ
イルミスタが車中泊向けの遮光カーテンを販売開始…!
車用の遮光カーテンを探している人向け。車中泊はもちろん、ドライブ中の休息にも遮光カーテンがあると快適度が違う。じゃまにならない薄さとしっかり遮光の実力は、記事中の実験で実感できる。
薄くてもしっかり遮光できるカーテンが理想
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車中泊向けのフラットキットを開発しているイルミスタ・アウトドアから何やら新アイテムが登場したようです。
●レポーター:イルミちゃん
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遮光カーテンの販売を開始しました。
●イルミスタ・アウトドア:長さん
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お~。
車中泊の必須アイテム。 -
その名も「ウルトラライトカーテン」です。
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ウルトラライト……
意味するところは? -
薄いからとても軽いんです。だからウルトラライトと命名しました。
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そういうことか。
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実測でデジタルノギスで測ってみたら、0.07ミリ!
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0.1ミリもない薄さなんだ。
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いかに薄いかをお伝えできたと思います。
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ネット通販だと「買ってみたけど思ったり分厚かった」とか、そういう失敗もありそうだしね。
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そうなんですよ。
ちなみに重さは39グラムでした。 -
軽ッ。
……でもちょっと待って。 -
はい。
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長さん、これは遮光カーテンって言いましたよね?
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そうですよ。太陽光をさえぎって、車内を暗くするためのカーテンです。
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だとしたら……逆にそんな薄さで、しっかり遮光できているのかな?
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そう思いますよね。普通に考えて薄くて軽いカーテンは、それなりに光を透過してしまいがちですから。
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分厚い方が遮光性は高そうだけど。
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しかし、ウルトラライトカーテンは遮光性はしっかりしているんですよ。
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本当だろうか…?
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そこで、ちょっと実験してみました。ここに動画撮影などで使う強力な明るさのLED照明があります。
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これをどんどん「ウルトラライトカーテン」で遮っていきます。
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おぉ……。
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長さんが消えましたッ!
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いや。
そーゆーやつじゃない。 -
あ、LEDライトのほうだった。
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このように、今回の実験では100%遮光できています。
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……実は、裏でライトを消したりしてないよね?
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そんなことしません!
背面の反射で分かりますよね。 -
あ。
ホントだ。 -
ちなみに普通の黒いカーテンだったらこうなりますから。
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こんなに透過してしまんだ~。そう考えるとスゴイぞ。「ウルトラ遮光カーテン」!
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「ウルトラライトカーテン」です。
イルミスタで販売している「ウルトラライトカーテン」
遮光カーテンの取り付け方法は?
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ただ今回の遮光カーテンは取り付けがマグネットを使うタイプなので、どの車種でも、というわけにはいきません。
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磁石で付けるんだ。
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そうなんです。フチの折り込みのところ(内部)に厚さ2ミリ、長さ10ミリくらいの薄いマグネットが10個入っています。
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マグネットの力で、車体側の窓枠の金属部分に遮光カーテンを固定します。
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参考までにこれはハイゼットカーゴ(S321V系)に取り付けた例です。
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この方式なので、内張りで覆われている車だと取り付けができません。
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窓枠のところが鉄板ムキ出しの車種に限られるってことね。
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車中泊に使われる車は、バンタイプも多いですよね。そういう中では取り付けできる車は多いとは思いますが。
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バンだったら鉄板が多いのかな。
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それはグレードにもよります。内張りがガッツリ付いているグレードだと、付けられないですね。
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まずは窓枠が鉄板露出タイプかどうかを確認しましょう。
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なお、内蔵されているマグネットは、指で都合のいい位置まで移動させることが可能です。
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あ。
動くんだコレ。 -
はい。上側の固定だけだとピラピラしてしまう、というときには側方まで磁石を動かしていって、ピタッと取り付けできたりします。
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窓枠側の状況に合わせて、磁石をいい位置にスライドさせられる。
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そうなんです。
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どのくらいのサイズの窓まで遮光できるんでしょう?
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広げると79.5センチ×50センチです。
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車用のカーテンサイズとしては、わりとど真ん中サイズですね。後部座席の窓に使うのには、一番汎用的に使えるサイズかと。
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基本的には後席の窓用ですね。
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2枚組での販売で、2セット(4枚)あれば、後席+バックドアの窓まで塞げるかと。
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重ねて付けることもできるんですね~。
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そうなんです。なお2枚セットで980円なので、4枚買っても安いです。
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今どきの車用遮光カーテンの価格帯がよく分からないけど……それってかなり安いってこと?
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1000円くらいの価格帯だと、完全な遮光性はなく透けてしまうようなモノも多いので、その意味でのコスパはけっこう良いかと。
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なるほど。あまりお金をかけずに遮光カーテンを付けたい人には、オススメできそうです。
1枚目
2枚目
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