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補修が必要なパーツは、DIY補修してから、塗装だけプロに頼む手はアリか?
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塗装の前に補修が必要なパーツはけっこう多く、その場合、塗装代の他に補修の費用までかかってしまう。塗装料金を安くするため、補修はDIYでやって、塗装だけプロに頼むことはできるのか。
補修をDIYですれば、塗装料金だけで済むから安く上がるのでは?
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純正パーツの塗装とは違って、社外パーツの場合は、塗装前の補修に費用がかかるケースがけっこうあるよ~という話をしましたが……
●レポーター:イルミちゃん
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今日はひとつ、プロの塗装屋に遠慮なく聞いてみたいことがあります。
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なんでしょうか?
●アドバイザー:ほんだ塗装 本多研究員
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普通の板金屋には聞きづらいんですけど、本多研究員はDIYにも理解ある塗装職人と見込んで……
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べつに遠慮はいらないので、なんでも聞いてください。
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社外パーツは、補修が必要なことも多いって話でしたけど、補修まではDIYでやる手はどうかなぁと。
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あー。
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本多研究員は以前「塗装前の足付けまでを、きっちりDIYでやってくれるなら塗装料金も安くできる」みたいなこと言っていたでしょ?
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言いましたね。けっこういますよ。足付けまでやってからパーツを郵送・宅配便で送ってくれる、DIYラボ読者の方は。
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それの拡大バージョンで「補修までDIYでやってしまう」のはアリですか? ナシですか?
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買ったパーツにひずんでいる部分などがあり、そこにパテを入れて削って平らにして「このまま塗ってよし!」みたいな状況にしてから、ウチに送るってことですよね。
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そうそう。それなら塗装料金だけで済むから、安く塗ってもらえるかなぁと。
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「自分できるところまでやる」のは、ウチはぜんぜん構わないんですけど、ちょっと注意点がありますね。
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ふむ。
そこが聞きたい。
プロに補修は依頼せず、塗装だけを頼むことの問題点
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まず、補修でパテを使う以上は、巣穴が残っている可能性もあります。
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あ~、巣穴か。
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そのDIY補修コースの場合、ウチは補修しないでそのまま塗装に入りますから、巣穴が残っていればそのまま塗装後に巣穴が出てしまいます。
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ようするに、巣穴まできっちりDIYで埋めておかないといけませんね。
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しかし、サフェーサーを吹かないと分からない巣穴も多いです。
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補修をDIYでするなら、サーフェーサーを入れて、それも削って……っていうところまでやらないとダメってこと?
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ただ、そうなると、缶スプレーでサフェーサーを吹く人も多そうです。
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ふむ。
それが何か? -
缶スプレーで塗ったサフェーサーと、ウチがガンで吹く塗料が合わないかも知れないという、別の問題が出てくるのです。
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ムムム……。
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過去にも経験がありますが、缶スプレー塗料の上から塗ると、縮みが発生したりする。
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……そういうことか。
じゃあ、やっぱりこの方法はダメかぁ。 -
「できるところまでDIYでやる」として、可能なのはパテの段階までかなと。
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なるほど。
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補修ではなく、ゼロから自作したパーツ塗装の依頼もありますが、状況としてはそれと同じような話です。
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つまり、サフェーサーの工程からは、ほんだ塗装に頼むコースですね。
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面を出す・整えるところまでは自分で満足いくまでDIYでやってもらって、その先のサフェーサーと塗装はこちらで引き受ける、ということならアリですね。
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ナルホド。
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ただ、DIYユーザーの中にも、バシっと仕上げてくる人もいれば、そうではない状態で送ってくる人もいるわけですよ。
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まあ、腕は人それぞれですので。
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理解しておいて頂きたいのは、こちらが補修を請け負わないコースの場合、あくまでもDIYのクオリティのままで仕上がる、ということです。
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ふむ。「ここまで頑張ってやっておいたから、後のことはプロがなんとかしてくれるだろう」っていうのは、大きな間違いってことですね。
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そうそう。
そこを分かっておいてほしいの。 -
自爆してからプロに投げるくらいなら、最初から頼んだほうが無難……ということです。
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DIY
Laboアドバイザー:本多 順
ワンオフ加工と塗装のスペシャリスト。エアロパーツ取り付けも仕上がりにとことんこだわるタイプ。超がつくキレイ好きでもあり、安心して車を預けられる。●ほんだ塗装 TEL:0564-58-5808 住所:愛知県岡崎市坂左右町堤上101-3 営業時間10:00~21:00 水曜定休 メールはこちら
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