電装DIYの知識

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LEDテープの電源を、リレーを使ってバッテリー直結で取るには？（後編）

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LEDテープをたくさん使う場合、電源はリレーを使ったバッ直（バッテリー直接）配線になる。そのやり方の続き。初心者も直感的に理解しやすい、リアル配線図付きでわかりやすく解説する。

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  LEDテープの電源を、リレーを使ってバッテリー直結で取る方法の続きです。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  前回はリレーの出力を4分配して、4本のLEDテープにつなぐ準備をしました。

  ●アドバイザー：イルミスタ 野本研究員



ここまでの工程は「LEDテープの電源を、リレーを使ってバッテリー直結で取る（前編）」参照。

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  次はリレーの「赤」の線。これは、バッテリーのプラスターミナルにつなぐ線です。

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  つまり、おおもとの電源線ですね。

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  そうです。だから、この線にはヒューズを付けておきましょう。LEDテープの保護にもなるし、ショートしたときの安全対策になります。



イルミスタの平型ヒューズホルダー

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  初期状態は配線が輪っかになっているので、下写真のあたりでカットします。



チョキ

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  切った配線の短いほうにクワ型端子を付けて、長いほうにはギボシ端子オスを付けました。


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  そしてリレーの赤い線とギボシ接続します。


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  これで、バッテリーから電源を取って、4本のLEDテープに流す準備が整いました。

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  ヒューズホルダーの中に入れる、ヒューズのアンペア数について。通常はアンダーLEDでも、5アンペア程度を入れておけばOKです。


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  しかし、LEDテープの種類と長さによっては、5アンペアを超えることがあります。

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  実は、今回のムーヴのアンダーLEDも、5アンペアヒューズだと切れてしまったんですよね。

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  5050テープLEDを、5メーター以上も使用。消費電流が6アンペア超という状況だったので、今回は7.5アンペアにしました。

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  このあたりは、LEDテープをどの程度使っているかによって変わってきますよ〜。

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  リレーの「赤」と「黄色」は接続を終えました。残るは「青」と「黒」です。

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  青は、リレーを動作させるタイミングを決める線ですので、今回はスモールランプの線につなぎます。

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  そうするとスモールオンで、バッテリーの電気がLEDテープに流れる。

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  そして、黒はアース線なのでボディアースでもいいんですが、スモールランプのマイナス線につなぐ……でも同じことですね。

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  つまりリレーの「青」「黒」は、そのままスモールのプラス・マイナス線につなげばいいんだ。

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  ここでひとつオススメなのが、スモールランプ・プラス線につなぐ線にスイッチをかませておくことです。



汎用のトグルスイッチを使う。

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  これは、なんのためですか？

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  このスイッチをオフにすれば、リレーが起動しないので、全LEDテープの電源をまとめて遮断できるのです。

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  ほー。
  なるほど。

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  普通のスモール連動だと、スモールオン時は必ず光ってしまいますが、このスイッチをオフにすれば、スモール点灯状態にかかわらず消灯します。

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  光ったら困る場面では、便利ですね♪

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  リレーを使った配線の全体像は、こうなります。

リアル配線図


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  あとは、この配線図を、車で再現すればいいんですね。

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  ここからは、実際の車での作業です。ここではアンダーLEDを例に説明します。

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  LEDテープの設置方法は、過去記事（↓）を参考にしてください。

フロントバンパー裏



※「LEDテープライトを車に取り付ける方法（アンダーLED編）」参照。

サイドステップ裏



※「サイドステップ奥にアンダーLEDを取り付ける方法」参照。

リアバンパー裏



付け方はサイドステップ裏と同じ。

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  リレーを使ってバッ直で電源を取るのですから、リレーはエンジンルームのどこかに設置。そして各部のLEDテープの配線を、エンジンルームに集結させます。

4本分のLEDテープの配線を集合させる


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  集結させたら、今回作ったリレー配線につなぎます。


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  電源はスモールランプ線から取ります。



「スモールランプ線からの電源取り出し方法」参照。

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  そしてバッテリーにつなぐべき、2本の線をつなぎます。

  ※手前のリアル配線図参照


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  これで「リレーを使ったバッ直配線」のできあがり〜♪