東京オートサロン2024ルポ

ビートソニック製・車種専用スマホホルダー、設計のこだわり

東京オートサロンのような華やかなイベント会場だと、見落とされそうな（？）地味ネタ・スマホホルダー＆スタンド。近ごろ車種別専用設計のスマホスタンドにチカラを入れるビートソニック社が〈重要な展示〉を行っていたのだが、見落とした人のほうが多そうなのでフォローしておきます。

地味ながら重要な展示品だった、車種別設計のスマホホルダー＆スタンド

「東京オートサロンのビートソニックブースでDSPとアンプの違いを聴き比べ」に続いて…

DIYラボ別館：ユキマちゃん

ビートソニックブースの展示品の中で、もうひとつ気になったアイテムを取り上げます

DIYラボレポーター：イルミちゃん

東京オートサロン2024のビートソニックブースで展示されていたスマホホルダー＆スタンド

スミッコにひっそりと展示されているけど……これ、なあに？
車載用のスマホホルダー＆スタンドのセット品ね。
スマホホルダーかぁ。
ビートソニックっていうと電装品やオーディオのイメージが強いんだけど、実は昔からスマホホルダーとかスタンドの開発にも、力を入れているんだよね。
そうなんだ。
そして最近チカラを入れて開発しているのが、車種別専用設計のスマホホルダースタンドね。
スマホホルダーって、どんな車にも取り付けできる汎用品じゃないの？
普通はそうなんだけど、いろいろこだわって設計していくと、やっぱり車種専用設計に行き着くんだよね。
ほお。
どんなコダワリ？
例えばコレはハスラー専用スタンドセットの例なんだけど、純正のパネルとシボ目を合わせていたりする。

あ。これって、純正パネルにくっつけた状態の展示品なのか。
そうなんだよね。このフィット感と違和感のなさを伝えるために、純正パネルのカットモデルを用意して〈取り付け状態〉を展示しています。
こうして見比べると……スタンドの取り付け位置も、車種によってバラバラだね。
車種専用設計だと、そのあたりも車種ごとに最適化できるのが強味なんだよね。
なるほど。
取り付け位置のコダワリとしては、前方視界など運転操作の邪魔にならない位置を検証したりとか……
フムフム。
あとは、あまり目立たないように付けるっていうのもコダワリらしい。
いかにもスマホを付けました感が出ないようにするんだ。
そうそう。なるべく純正の雰囲気を崩したくない、っていうのはその車に乗っているオーナーの心理だから。
確かに汎用品より、車種ごとに位置を決められる専用品のほうがいいかも。
それからもうひとつのポイントは、取り付け時の強度の問題かな。
どういうこと？
スマホホルダースタンドを取り付けたときに、しっかり強度を保てる場所をよく検証している、ということね。
それも車種別設計と関係あるの？
あるある。例えば86やBRZを例にすれば、足回りを固めて乗るようなオーナーも多いわけよ。
そういう車だからね。
なので普通の車よりは、強度重視の方向性に振っていて、挟み込むような形状のスタンドになっているのよ。

あー、そういうことかぁ。
ロードスターなども同じような設計が採用されていたりするんだよね。
スマホホルダーなんて汎用品でいいと思っていたけど、いろいろ聞くと車種専用品のほうが良く思えてくるね。
そうなんだよね。TOONシリーズの視聴デモが目玉ではあるんだけど、スミッコにも重要な展示品があったので紹介してみました。

スマホをヘッドユニット化しよう作戦

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