車とアウトドア
アウトドアに使う車の室内を、水濡れ・汚れから守るOGCプロテクト
車のシートやラゲッジの汚れ防止アイテムが揃う、OGCプロテクトを紹介。OGCは車用品メーカー・エーモンのアウトドアブランドだけに、キャンプや釣り・水遊びの後で車に乗り込むシーンで大活躍。
アウトドアに使う車を保護する、OGCプロテクトシリーズ
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エーモンOGCの第二弾が登場したよ~、という話はしましたが、前回までは電気系の「エレクトリカル」シリーズ(※)でした。
※アウトドア電源などについては「ディープサイクルバッテリーをキャンプで活用するOGCコントロールボックス」から読むのがおすすめ。
●レポーター:イルミちゃん
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今日は、OGCの最後のカテゴリー「プロテクト」シリーズを紹介したいと思います。
●アドバイザー:エーモン 中塚研究員
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プロテクトって……保護という意味ですよね。
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そうですね。アウトドアギアであることには違いはないんですが、「車を保護する」観点から製品を開発しているんですよ。
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フムフム。
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OGCは「車とアウトトドアをつなぐ」のがコンセプトですので、「車を汚さない」「車を傷付けない」というのも重要な要素です。
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なるほど。それではどんな製品なのか、具体的にチェックしていきましょう。
濡れたものの車内置きに使えるマルチバケット
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まずはこちらの、マルチバケット(8631)です。
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マルチバケットってなに?
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普段はペッタンコの状態ですが、使いたいときに広げるとバケツになります。
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これ、バケツなんだ。
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中が防水素材でできているので、なんなら水を運べますよ。16リットル入ります。
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ほう。
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キャンプをする人には、いろいろな用途が考えられると思います。水を入れてたき火の横に置いておくとか、食器類を洗い場まで運ぶのに使うとか。
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濡れた状態のものが運べる、バケツ兼バッグみたいな。
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取っ手があるので、片手で持てるのもポイントです。
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なるほど、なるほど。
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ただエーモンとしましては、先ほど言ったように「車の保護」の観点から開発した製品です。
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これのどこが車の保護になるの?
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泥まみれになった靴とか、濡れた手袋とかを、このマルチバケットに入れておけるので、車のラゲッジを汚さずに済みます。
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そういうことか~。
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次、行きます。
濡れた格好でも車に乗れる、シートプロテクター
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次は、シートプロテクターです。
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これはシートを保護するカバーですね。
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そうですね。裏面は水を通さない素材になっているので、ズボンが濡れたままの状態でシートに座っても、車のシートは濡れません。
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アウトドアに使う車を汚さないための、専用カバーってことか。
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背中が当たる部分はメッシュになっているので通気性もよくて蒸れません。さらにフロント用は、背面側に工夫があります(↓)
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前に紹介したOGCスクエアライトやLEDライトを、シート背面にベルトで固定することが可能です。上部は面ファスターになっているので、USBチャージャーを貼り付けたりもできる。
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設置&収納スペースとして使える~。
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OGCコントロールボックスの固定もできるので、車中泊をする人には便利かと。
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なるほどぉ。
車中泊の電源管理にピッタリだ。 -
アウトドアのときだけさっと取り付けできるように、脱着はカンタンにできるようになっています。
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OGCシートプロテクターには、フロント(運転席または助手席)用とリア用の2種類があります。
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泥だらけの子供たちが乗っても安心。
差し込みと、面ファスナーと、ヒモを使って固定する。
ラゲッジをまるごと水や汚れから保護する防水風呂敷?
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最後に紹介するのが、ラゲッジプロテクトクロス(8630)です。
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これはなんだ?
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キャンプで使うテントや荷物などを車に積んで出かけるときに、上からかぶせるカバーというのはよくありますが……
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OGCにも、そういうネット(※)はありましたよね。
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今回は車の保護という観点から、ラゲッジ床から荷物を丸ごと包み込むという作戦に出ました。
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これは……つまり……OGC風呂敷だ!
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OGCラゲッジプロテクトクロスです。
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OGCが大風呂敷を広げました~!
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いや、言い方……。でも、まあ、発想としては風呂敷でございます。
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しかし、OGCがただの風呂敷を出すわけもない。
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そうですね。
まず水を通さない生地を使っています。 -
泥汚れしたキャンプ道具でも運べる。
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それから上部だけグリーンになっていますが、この部分は生地を変えていまして、伸びるんです。
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ほう。
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例えば、アウトドアチェアみたいに部分的に出っ張っているような荷物にも、追随してかぶせることができます
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なるほどね。それで包んだあとは、どうやって固定するのでしょう?
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ベルトがたくさん付いているので、包み込んでそのままベルトで固定するだけです。
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分かりやすくて使いやすそう。
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荷物を固定する意味合いより、車のラゲッジルームを丸ごと保護するという観点から生まれた発想ですね。
DIY Laboアドバイザー:中塚雅彦
カーDIY用品メーカー・エーモン広報担当で、エーモンの顔と言える人物。端子や配線コードの仕様など細かいところまで深い知識を持っているので、DIYラボでは「電装DIYのきほん」に関する記事を担当。中塚ハカセ、とも呼ばれている。
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