車とアウトドア
車内の天井にネットを張って、収納を増設
車内の天井を収納スペースにする。素材はネット。ここで紹介する車の収納を増やすために専用開発されたネットは、あらゆる意味で気が利いている。車種を選ばないし、見た目もオシャレ。アウトドア用品だが、日常使いにも便利。トールワゴン系の人に、特に好適だ。
天井にネットを張れば収納スペースになる
-
「車内でモノを吊るすのに便利なバンジーコードで、物干しを増設」の続き。
●レポーター:イルミちゃん
-
次は、エーモン・OGCブランドの中から、車内の天井に収納を増設できるアイテムを紹介しましょう。
●アドバイザー:エーモン 中塚研究員
-
車の天井に収納……?
-
最近の車は、居住スペースを広く取ろうとしている結果、荷物スペースは少なかったりしますよね。
-
確かに。
ラゲッジスペースは、足りないことが多い。 -
だから天井収納を作りましょう、ということです。これはアウトドアや車中泊などで荷物が多いに人には、とても便利ですよ。
-
しかし、車の天井にどうやって収納を作るの? まさかクギで棚を打ち込む気じゃ……
-
このようなネットを使うんですよ。
(↓) -
ほ~。
これは……どうやって天井に固定するんでしょう? -
車内天井の、アシストグリップに固定します。運転席・助手席・後部座席のアシストグリップを全部活用して、四方に引っ掛けて、天井にネットを張ります。
-
なるほど。
-
アシストグリップ自体には、どう固定しているかというと……フックのヒモをくるっと通して、フックをネットに引っ掛けているだけです。
-
この固定方法なら、工具もいらないし、車に傷をつける心配もない。
-
フックを直接引っ掛けてはいませんが、フック自体、傷を付けにくい樹脂製フックを採用しております。
-
いろいろな意味で安心なのが、車専用ブランドOGC。
-
ヒモがくるっと通せればいいので、どんなアシストグリップにでも固定はできますよ。
-
車種も選びませんね。
-
ネットの目も、ほどよく細かいので、小物でも天井に収納できます。
-
え~っと、具体的にはどのくらいの小物がネット上に置けるんでしょう?
-
タバコの箱サイズだったら、ぜんぜん大丈夫です。ライターサイズだと、向きによっては落ちるかな…レベル。
-
そのくらいの目の細かさなら、普通の収納としてはまったく問題なさそうですね。
-
もうひとつ、似たようなアイテムに、ラゲッジポケットネットというのもありまして、これを天井に使う手もありますよ。
袋状のネットで収納を増やすと、別のメリットも生まれる
-
最初に紹介したラゲッジメッシュネットは、OGCのFIX(固定)シリーズのアイテムですが、STORAGE(収納)シリーズにも、似たようなネットがあるんですよ。
-
これは、さっきのとどう違うんでしょう?
-
ラゲッジメッシュネットは1枚モノのネットでしたが、、こちらは2枚のネットが袋状になっていて、ネット内に荷物を入れられるようになっているんですよ。
-
フムフム。
-
ということは、中に荷物を入れたまま移動もできる。これもまた、便利です。
-
そういうことか~。
-
あるいは、天井に張り付ける収納方法のほかに、天井からぶら下げるという固定方法もありますね。
-
袋の形のまま、天井からぶら下がっているんだ。片付けが早そう。
-
縦に荷物を置けるようになるのも、メリットです。
-
う~ん。
これはこれで面白い。 -
荷物が多くて車内の収納スペース不足にお悩みの方に、ネットを使った収納はオススメです。
そのままアウトドアで、活用もできる
DIY Laboアドバイザー:中塚雅彦
カーDIY用品メーカー・エーモン広報担当で、エーモンの顔と言える人物。端子や配線コードの仕様など細かいところまで深い知識を持っているので、DIYラボでは「電装DIYのきほん」に関する記事を担当。中塚ハカセ、とも呼ばれている。
関連記事
- エーモンがアウトドア用品ブランド「OGC」を始動…!
- 車内でモノを吊るすのに便利なバンジーコードで、物干しを増設
- 車のラゲッジなどにフックの固定ポイントを追加(増設)するには?
- 車に作業灯を付けてアウトドアで活用。…車検はどうなの?
- 後席やラゲッジにシガーソケットを増設すれば便利
- シガーソケットの延長コードは、好きな長さで自作できる
- シガーソケット(電源ソケット)をバッテリーに直結する方法
- バッテリークリップで、簡易的にバッテリーから電源取り出しする方法
- USB充電ポートをラゲッジルームに埋め込む方法
- メインバッテリーとサブバッテリーで切り替えながら電源供給する方法
- ライトバーとは? LEDテープライトとの違いは?
- 車用の電源プラグ(シガープラグ)の選び方
- 増設用シガーソケット(電源ソケット)の選び方
- 車中泊で使える! 電気を使わないクーラーの自作方法
- 12VのテープLEDを家(AC100V)で光らせるには?
- ブレーキを踏まないでエンジン始動できたら、車中泊にも便利