車とアウトドア
暗い林道を照らすIPFのライトバー。OGCデモカーで、その威力を実感する
OGCデモカーのジムニーが踏み込んだ、夜の林道。周囲は恐怖を感じるほど真っ暗だが、装備したIPFのライトバーの威力がすごすぎて、逆に暗闇ドライブを楽しめるレベル。その現場からリアル中継。
エーモンOGCのジムニーが、IPFのライトバーを取り付けた理由
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「OGCのデモカーには、日常の足でアウトドアを楽しむヒントがある」の続き。
●レポーター:イルミちゃん
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OGCデモカーであるジムニーのオーナー(※エーモン開発スタッフ)は、実際に林道走行なども楽しんでおりますが……
●アドバイザー:エーモン 中塚研究員
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すっかりハマっているようですね。
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ただ林道のナイトドライブに遊びに行った時に、先の道が見えず不安だったので、「明るいLEDランプがあればいいなあ」と思ったそうです。
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ふむふむ。
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そこでネットを検索して、行きついたのがIPFさんのライトバーでした。
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IPF社の製品は以前から愛用していて、オーナーも信頼していましたから。
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確かにIPFはプロの評価も高い。
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さらにこの「642JMライトバーブラケットセット」は、ジムニー専用のブラケットが付属していて、スマートに装着できるのがポイント。
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定番のフロントウインドウ上部へ取り付けたら、ジムニーのワイルドさが増して、すごくカッコ良くなりました。
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そしてこれ……すんごい明るいんですよね。
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ハイ。公道では使用できませんが、夜間林道で100%点灯した時は、昼間より明るくなりまして。安心感が大幅にあがりましたよ。
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……昼間よりっていうのは、盛りすぎでは???
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いやいや、木の生い茂った林道は昼間でも、夕方並みに暗いんです。
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ふむ。
そうなんだ。 -
ましてや夜間の林道となると、光はまったくありません。
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む……???
状況がよく分かりませんが? -
ではヘッドライトを点灯してみましょう。
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うおぉ……道だ!
(※公道ではありません) -
続きまして、IPFの2色切り替えLEDフォグランプを点けます。このイエローの光が、ジムニーオーナーのこだわり。
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あ! 確かに見やすくなった。補助光としての役割を見事に果たしていますねぇ。
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そしてボンネットに取り付けたドライビングランプを点灯すると……
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周囲の木々まで、よく見えるようになった。
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そして、例のライトバーを点灯させます。
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明るッ!!
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まったく光のない山道などでは、非常に安心できる装備だと思います。
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実際に林道に持ち込むと、説得力あるなー。
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このジムニーはまだまだ新車ということもあり、オーナーはボディへの枝傷を気にしていますが……夜間林道では、突然木の枝が現れることもしばしば。
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IPFのライトバーをを付けていると、このあたりもしっかりと視認できるので安心なのです。
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葉っぱの1枚1枚まで、よーく見えます。
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蜘蛛の巣だって、見えるレベルですからね。
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ところで! エーモンスタッフが取り付けしたのであれば、何か工夫がありそうな気配。そこのところ、どうなんでしょうか?
IPFの「642JMライトバーブラケットセット」を装着。
ライトバーの配線隠しには、エーモンの風切り音防止モールが役立つ!
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IPF製ライトバーの装着にあたっては、基本的には付属ハーネスで説明書通りの配線をしましたが、以下2点の工夫をしています。
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ほほう。
どんな工夫でしょうか? -
まず付属ハーネスを引き回す際に、エーモン製品で配線隠しを行いました。
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どんな風に?
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オーディアの風切り音防止モール・センターピラー用を加工して、配線が目立たないように処理しました。
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あ~、以前にDIYラボでも紹介したやつ。
※「車の風切り音対策(応用編)」参照。
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そうです。ライトバーの配線隠しには、皆さん苦労されていると思いますが、オススメの手法です。
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それはいい手だ!
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それから、ライトバーは保安基準上はワークライト(作業灯)ですので、室内からは操作できないよう、エンジンルーム内にオンオフスイッチを設定しています。
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保安基準・適合配線ってことですね。
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ただ、オンオフとは別に、IPF製LEDライトバーは、明るさを3段階で調整する機能があります。
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フムフム。
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この調整スイッチは、手動ではなく、ワイヤレススイッチ(市販品)化。ボンネットを開けないと調整できない、制御のわずらわしさを解消いたしました。
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そんなことができるんだ。
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ライトバーの配線方法は、また別の機会にでも詳しく解説したいと思います。
DIY Laboアドバイザー:中塚雅彦
カーDIY用品メーカー・エーモン広報担当で、エーモンの顔と言える人物。端子や配線コードの仕様など細かいところまで深い知識を持っているので、DIYラボでは「電装DIYのきほん」に関する記事を担当。中塚ハカセ、とも呼ばれている。
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