車とアウトドア
OGCのデモカーには、日常の足でアウトドアを楽しむヒントがある
エーモンの新ブランドOGCは、「クルマとアウトドアをつなぐ」がテーマ。そしてOGCのデモカーのジムニーとRAV4は、開発スタッフのリアル通勤車。日常で使っている車を、アウトドアのフィールドでもカッコよく。そんなデモカーなら、自分の車に取り入れるヒントがありそう。
エーモンのアウトドアブランド・OGCのデモカーは、通勤車ベース
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エーモンがアウトドアブランド「OGC」を立ち上げたのは以前にレポートしましたが……
※「エーモンがアウトドア用品ブランド「OGC」を始動…!」参照。
●レポーター:イルミちゃん
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OGCのデモカーを作りました。
2台ありまして、ジムニーとRAV4です。●アドバイザー:エーモン 中塚研究員
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う~ん、どっちもオシャレ♪ DIY用品メーカーのエーモンが、なぜデモカーまで作ろうと考えたのでしょうか?
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OGCのデモカーは、実はどちらも開発スタッフ所有の車です。なので通勤をはじめ、日常の足として毎日使っています。
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ほぉー。アウトドアを楽しめるし、実用性も問題ないよってことね。
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ハイ。そもそも開発スタッフがアウトドアを楽しみながら、自分達がイメージするカッコいいアウトドアを実際にカタチにしたのが、OGCのキャンプギアですから。
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ふむ。
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そんなカッコいいギアを積み込んで運ぶ車も、当然カッコよくありたいですよね。
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それはそうだ。
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そこで、OGCのイメージで「カッコいい」「スゴイ」と感じてもらえるデモカーを目指して作り込んでみました。
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単なる製品デモの、デモカーとは違うってことね。
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そうですね。車も、OGCには無くてはならない〈アウトドアギア〉ですから、そういう考えで作り込んでいます。
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しかも実際に、通勤車ベースなのがいいですね。
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ジムニーのコンセプトは、ワイルドで機能的なライトクロカン。
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オーナーはオフロードを走る楽しさにはまっていて、週末には家族で、時には一人で、ライトキャンプや林道探索など、山や海へのドライブを楽しんでいます。
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本格的だなぁ。
ジムニーらしい。 -
いっぽうRAV4のコンセプトは、「街でもアウトドアフィールドでも映える!自由に遊べるタフビークル」
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人気車種をさらに目を引くスタイルに仕上げたから、街乗りで注目されるのを楽しみながらドライブしています。
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確かにオシャレで目を惹きます。
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RAV4オーナーは、もともとアウトドア好き。これから海や山にRAV4を連れ出して、デイキャンプなんかを楽しもうと考えています。
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なるほど。
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日常で使っている車を、アウトドアのフィールドでもカッコよく! そんな想いで作ったデモカーなのです。
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「カッコ良く」のところを強調しましたね。ここからはOGCが標榜する「カッコいいアウトドア」を目指した2台を、具体的にチェックしてゆきましょう。
OGC・ジムニー
OGC・RAV4
積載量UPはOGC・ライト類はIPFを装備して、ジムニーをライトクロカン化
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まずジムニーは、ルーフキャリア・サイドステップ・ヒッチキャリアカーゴを装着。荷室スペースの少ないジムニーでも、キャンプギアを余裕で積載できるようにしました。
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ルーフキャリアには、OGCのラゲッジボックスが積んでありますね。
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そしてOGCのラゲッジメッシュネットで固定してある。
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ラゲッジボックスとラゲッジメッシュネットはカラーも同じなので、荷物を積み込んだラゲッジやルーフキャリアがカッコ良く見えますよ。
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同色コーデでまとまっている。防水だから安心だし。
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ラゲッジメッシュネットは、ライトキャンプに行く時はもちろん、普段のショッピング時など荷物をラゲッジに積んだ時にも活躍しています。
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ところで、ルーフキャリアにオシャレなランプが付いていますが、これは?
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フッフッフ。
気づきましたか。 -
まとまっているけど……存在感ありますからね。
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これは、IPFさんの「S-632 600シリーズ 2インチ ドライビングランプ」です。
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どこかで見たことあると思ったら……IPFのオフロードランプか~。
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オーナーがイベントに参加した時に、見た目のカッコ良さに一目惚れしたそうです。
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IPFのオフロードランプまで装備するとは、本格的ですね。
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キャンプでも、照らす角度を工夫して焚火やBBQ準備時のワークライトとして重宝しています。
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見た目と実用性の両面から、OGCデモカーにピッタリと言える。
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さらに林道ドライブの時は車のサイドを照らして安全確認したりと、実用的に使っていますよ。
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ほほう。ワークライトの公道使用は不可だけど、林道では頼もしそうだ。
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林道では、特に小枝などによる車のキズが気になる。そこでライトを点灯。枝が見えたら、避けながら通過できるルートを確認できます。
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なるほど。
それでボンネットにも付けているのか。 -
車のナナメ前を照らすドライビングランプは、電球色カラーがこだわりですね。
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OGCデモカーは、けっこう光モノにもこだわっているようで。
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オフロード走行には、やはりイエロー光だ!というイメージで、フォグランプはIPFさんの「2色切り替えフォグランプバルブ」です。ドライビングランプと同時点灯させると、こんな感じ。
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おお~!
ランプを点灯させると一段とカッコいい。 -
とはいえ、普段の公道では白フォグランプのほうが実用的ですから、そういう意味でも2色切り替えフォグランプはオススメできます。
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なるほど、言われてみればそうかも。
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そして、極めつけはIPF製のライトバー!
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だんだん、エーモン開発スタッフによるIPF製品レビューの様相になってきましたが……参考になるから、まあいいか。
✔ ランプの発光色は白だが、IPFのドライビングランプは、シリコンガードにカラーフィルターをかませることができる。
DIY Laboアドバイザー:中塚雅彦
カーDIY用品メーカー・エーモン広報担当で、エーモンの顔と言える人物。端子や配線コードの仕様など細かいところまで深い知識を持っているので、DIYラボでは「電装DIYのきほん」に関する記事を担当。中塚ハカセ、とも呼ばれている。
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