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基礎知識まとめ

光モノと車検

車検に通るフォグランプの条件

白点灯のフォグランプ

車検に通るフォグランプの条件(保安基準)をまとめてみた。まずはドレスアップ的に気にする人が多い「ケルビン数」。これは明確な定めはないが、白色範囲の目安としては7000ケルビンを超えない程度。なおヘッドライトと違って黄色もOKだ。またバルブ交換ではなく、フォグ自体を後付けする場合は車検に通すための条件が増えるので注意が必要。

フォグランプは白または黄色ならOK

ケルビン数の上限目安は?

フォグランプの明るさに規定はあるの?

取り付け位置のルールもある

フォグランプ灯体

フォグランプの取り付け位置の規定

H17年12月31日以前の車
●フォグランプ照明部の中心が、ロービーム照明部の中心以下(フィラメント位置以下)であること

H18年1月1日以降の車
●フォグランプ照明部の上フチ(上端)が800ミリ以下の高さで、なおかつロービームの上フチを超えないこと
●下フチ(下端)の高さが250ミリ以上
●最も外側のフチが、車体の最外側から400ミリ以内
  • イルミ

    フォグランプの位置が低すぎたり、内側により過ぎたりするとダメなんですね〜。

  • 市川

    よく聞く例だと、エアロパーツに付いていたフォグランプが、ローダウンによって下限を割り込んで車検に通らなくなるケースなどがあります。

  • イルミ

    そっか。
    ローダウンの影響も出てくるのか。

  • 市川

    あとはオーバーフェンダーにしたことで、フォグランプの位置が外側から400ミリ以内に収まらない、というケースもあり得ます。

  • イルミ

    フォグ自体の位置は変わっていなくても、NGに変わる可能性があるんだ。

  • 市川

    四駆系で、よくある話です。

フォグ自体の後付けは点灯タイミングに注意

社外品のLEDヘッドライトバルブを選ぶときの重要な注意点についてはDIYラボ〈動画部〉YouTubeでも解説しています。

IPF・市川哲弘

DIY Laboアドバイザー:市川哲弘
LEDやHIDバルブでお馴染みのIPF(http://www.ipf.co.jp/)企画開発部に所属し、バルブ博士と言ってもいいほど自動車の電球に詳しい。法規や車検についても明るく、アフターパーツマーケットにとって重要な話を語ってくれる。

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