超小型パワーアンプ取り付け

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ホンダ車用のパワーアンプ「PA2H1」の取り付け方法

ホンダ車に小型のアンプを付けたい人にピッタリな「PA2H1」の取り付け方をガイド。ホンダ車専用なので、カプラーオンでいけるのが最大のメリット。どの線がスピーカー線なのか？ などを調べなくてもいいので、アンプ取り付け作業が劇的にラクになる。

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  「カプラーオン取り付けできるパワーアンプPA2に、ホンダ車用やニッサン車用が登場」のニュースの続きで、今日は実践編。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  ホンダ車用のパワーアンプ・PA2H1を実際に取り付けてみましょう。

  ●アドバイザー：カーデン 佐伯研究員



Amazonでも販売されている マイクロパワーアンプキット PA2H1

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  これまではトヨタ車のカプラーオンアンプ（PA2T1やPA2T2など）はあっても、ホンダ車用はなかったから、純正配線を切って付けるしかなかったんですよね。

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  そうですね。DIYラボ上でも以前に、フィットをベースにPA2（汎用モデル）を取り付けましたが、普通は配線加工が必要です。

※従来のアンプの場合



「パワーアンプの取り付け方法╱純正配線を加工する場合」参照。

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  切って、アンプの配線を割り込ませるために、コネクター側と車両側の線にギボシ端子を付け直していました。

※従来のアンプの場合


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  スピーカー線だけでも8本もあるので、これをカットして16箇所にギボシ端子を付けるのも手間だし、そもそも「純正配線を切りたくない」という人も多いしね。

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  「PA2H1」が登場して、ホンダ車でもこのような作業は必要なくなった、ということですね。

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  せっかくなので、従来のやり方と比較しながら見て頂けたら、と思います。

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  モデル車は以前と同じくフィット3ですので、純正ナビの外し方についてはここでは省略します。

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  ホンダ車は内装パネルが固くて傷付けやすいから……と、養生テープとガムテープを駆使するやり方はぜひ見ておいて頂きたいところ。



「パワーアンプの取り付け方法╱純正ナビを外すときのコツからスタート」参照。

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  純正ナビの裏にはたくさんのカプラーがつながっていますが……


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  ホンダ車の純正ナビの場合は、24ピンのメインハーネスに、ナビへのスピーカー信号や電源線などがまとめて通っています。


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  まずこのメインハーネスの24ピンカプラーを抜いて、「PA2H1」のハーネスのカプラーに接続します。


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  そして「PA2H1」ハーネスの反対側のカプラーを、ホンダ純正ナビにつなぎます。


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  ようするに、車両側からナビに向かう途中の配線に、PA2H1のハーネスが割り込む格好です。


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  あとはこのハーネスをPA2本体に差し込んで、PA2のアース線をボディアースするだけです。


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  フィット3の場合はナビ裏にPA2アンプを設置するスペースがなかったので、グローブボックス裏上空のフレームにくくり付けました。


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  フレーム上に沿って走っているハーネスに、太めのタイラップでしっかり固定しています。

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  超小型アンプなので、こんな設置方法もあるよってことで。

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  なお、カタカタ音を防止する目的でウレタンシートなどをアンプ本体に巻くのは止めたほうがいいです。

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  熱を持つから……。

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  そうですね。そういった設置に関する注意点は「PA2H1」でも、汎用の「PA2」でも同じです。

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  しかしカプラーオンアンプの登場で、作業が劇的にラクになっているのは間違いない。

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  純正配線を加工する場合には「どの線がスピーカー線なのか」といった情報をネット等で調べないといけませんが、カプラーオンならそのような事前の手間もありません。