カーナビ＋バックカメラ取り付け方法①

---

カーナビ＋バックカメラのDIY取り付け方法（第1回）

• 1
• 2
• 3
• →

社外カーナビとバックカメラの取り付け方をプロに教わる・実践編がスタート。まずはカーナビが収まる部分の内装パネルの取り外しと、カーナビの配線の通り道になるピラー内張りを外すところまで。

• 

  「社外ワンセグナビをDIY取り付けするという手はコスパ高そう」の続き。ここから実践編です。

  ●レポーター：イルミちゃん

• 

  カーナビ（ワンセグ）とバックカメラの両方を、同時進行で取り付けます。

  ●アドバイザー：カーデン 佐伯研究員

• 

  何から取りかかりましょう？

• 

  配線類を通すための準備で、内張り類を外していきます。純正デッキが付いている車の場合は、純正デッキも先に外しましょう。

• 

  ちなみに今回のモデル車両は、オーディオレス仕様なので何も付いていないまっさらの状態。


• 

  そうなんですけど、オーディオレスパネルは先に外しておいたほうがいいのは、同じことです。

• 

  このパネル、どうやって外すんだ？

• 

  純正ナビが付いている車のナビを外すのと、同じような作業ですよね、けっきょく。

• 

  ではまず周囲のパネルを保護する養生作業ですね。

• 

  パネルの塗装などが剥がれたりしないよう、僕の場合は、まずは粘着力の弱いマスキングテープを貼ります


• 

  ただし紙のマスキングテープだけだと保護としては弱いので、上から養生テープを重ねて貼ります。


• 

  さらに手前のワクだけ分離する構造なので、その境界線にもマスキングテープを貼っておきます。


• 

  パネルは指をひっかけて引っ張るだけで取れました。


• 

  内張りはがしを差し込むような隙間はなかったので工具は使ってません。

• 

  一番手前のパネルを取ったら、こんな状況になりました。


• 

  次は周囲のワク部分を引っ張って外します。



内側から指をかけて引っ張っている。左右交互に攻める。

---

• 

  けっこうカタそうですが、これも手作業で外しています。

• 

  そうするとカーナビを固定するためのステーのネジが見えるので、これを外します。4本あります。


• 

  正面のフタとステーが、一体で引っ張り出せるようになります。


• 

  今回のモデル車はオーディオレス仕様だといいましたが、パネル裏には純正配線がつながっていたりします。

• 

  え？ 単なるパネルに配線がつながっているの？

• 

  純正配線が裏でプラプラした状況にならないように、パネル側に固定してあるわけですね。

• 

  ナルホド。

• 

  まあ、プラプラした状態で奥に放置されている車種もあります。いろいろです。

• 

  今回のケースはこんな感じの状況。


• 

  こういう場合は、純正配線のカプラーが抜きにくいこともあります。


• 

  ツメが固くて押しにくそう……。

• 

  そういうときは細いマイナスドライバーのような工具を使ってツメを押しましょう。


• 

  ツメを押しながら引っ張ればカプラーは抜けます。


• 

  これで社外カーナビ取り付けの準備ができたぞ。

• 

  続いてピラー内張りも取り外しておきます。

• 

  それも配線を通すためですね。

• 

  そうですね。天井に付ける、地デジアンテナの配線の通り道になります。

• 

  まずは防水のゴムモール（ウェザーストリップ）を引っ張って外して……


• 

  ピラー内張りは上側から先に外します。


• 

  下側を外すときはダッシュボードに当てて傷付けないように、しっかり養生しておきましょう。


• 

  それからグローブボックス裏も配線の通り道になるので、グローブボックス自体を外しておきます。



グローブボックスのストッパー部を両側から内側方向に押し込みながら、引き下げる。



グローブボックスが水平になるまで開いた状態で引っ張る。

---

• 

  これでグローブボックスも取れました～。

• 

  取り付けるのがカーナビだけならこれで準備完了なんですけど、今回はバックカメラも取り付けるので、もう少し内装をバラします。