LEDテープライトで間接照明

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単色のLEDテープライトを無線（リモコン）で調光させるには？（後編）

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LEDテープライトを無線（リモコン）で調光するやり方の続き。ここでは5メーターを超える、長いLEDテープライトの取り扱いについて。つなぎ方は難しくないが、注意点もある。

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  「単色のLEDテープライトを無線（リモコン）で調光させるには？」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  今回は、LEDテープライト用の点滅調光コントローラーのつなぎ方について解説しておきます。

  ●アドバイザー：エルパラ 平川研究員

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  ここでは、前回紹介した中では、一番コンパクトな調光器をモデルに使います。



ミニRF 点滅調光コントローラー（9402）

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  まず、LEDテープライトの電源（DC12V）については、スイッチングACアダプターを使うことで、家庭用コンセントから取れます。



✔ ACアダプターは容量に余裕を持って選ぶのが重要。詳しくは「家のコンセントからテープLEDの電源を取る」参照。

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  まず、単に電源を取るだけで、調光などはしないパターンではこうなりますが……

家の電源で光らせるとき


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  LEDテープライトのDCジャックに、ACアダプターのDCプラグをつなぐだけです。

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  点滅調光コントローラー（調光器）を付けるときは、このように間に割り込ませます。

調光したいとき


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  これも、ただ割り込ませるだけだから、カンタン。

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  問題は、LEDテープライトが5mを超えるときです。施工方法にもよりますが、天井などの場合5mで収まらない場合も多いと思います。

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  5mを超えるっていうことは、LEDテープライトをもう一巻き買わないといけませんね。

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  しかし単純にLEDテープライトを連結するだけだと、電源が足りなくなります。調光器の信号も減衰してしまう。

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  ……ということはどうなるの？

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  LEDテープライトの後ろのほうが、だんだん暗くなってしまいますね。

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  ムムム。
  LEDテープライトには「5mの壁」があるんだ。

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  もし5mを超える場合は増幅器が必要です。



点滅調光用増幅器（8154）。※増幅機単体では、調光はできない。

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  こんなのがあるんだ。

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  ただ、この増幅器は、調光器の信号を増幅しているだけなので、電源用のアダプターももうひとつ必要です。

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  ACアダプターが2つで、調光器と増幅器……どうつなぎますか？

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  このように配線します。

5m超の長さで調光したいとき


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  1本目と2本目の間に、増幅機が入るんだ。

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  そして、2本目の電源は、増幅機（二股になっている）につなぎます。

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  なるほど。

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  このつなぎ方で、5mのLEDテープライト×2本＝10mまで対応できます。

✔ 消費電流は、使用するLEDテープライトの種類によって違うので、ACアダプターの容量が足りているかどうかは注意。

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✔ この手のアダプターで容量が足りないなら、本格的な電源ユニット（コーセルやMEAN WELLなど）が必要になる。

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  ちなみに、もしも3本目のLEDテープライトをつなぐとしたら……？

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  2本目と3本目の間で、同じことを繰り返せばOKです。

質問者からの追伸



その後、今回の質問者・akimpcさんから、LEDテープライトを使ったDIY天井照明の完成写真が届きました！



『教えていただいた調光器を駆使し、無事に間接照明が完成しました』

※質問者╱akimpcさんの追伸メールより抜粋

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天井から一段下がった〈下がり天井〉を設けて、ダウンライト6個＆レールライト＆側面2面にLEDテープを使った間接照明を仕込んだ仕様。もともと素適なご自宅ですが、DIYでさらにカッコよくするとは、最高に素晴らしい☆