アンビエントライト自作
アンビエントライトの自作方法⑤(アンビエントファイバーの配線を完全に隠したい場合)
LEDアンビエントライトをDIYで作る方法・配線を完全に隠したい人向けの補足編。今回はヒューズからLED光源用の電源を取り出す。作例のアンビエントファイバーは配線を足元奥に通していることもあり、初心者でもやりやすいはず。
アンビエントファイバーLED光源の電源をヒューズから取る方法
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「アンビエントファイバーの配線作業」の補足編です。
●レポーター:イルミちゃん
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前回の配線は、電源プラグを使ってシガーソケット(アクセサリーソケット)から電源を取る方法を紹介しました。
●アドバイザー:エルパラ・平川研究員
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カンタンにできるのがメリットでしたね。
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いっぽうでデメリットは、シガーソケット付近の配線は隠しようがありません。
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そりゃあ、そうだ。
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配線を完全に隠したい場合は、電源の取り方を見直しましょう。
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どこから電源を取ると、配線が隠せるのかな?
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初心者向きな方法としては、やはりヒューズボックスがオススメです。
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アンビエントファイバーの配線は足元奥を通しているし、場所的にもヒューズボックスは都合が良さそう。
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ヒューズから電源を取る場合、電源プラグではなく、ヒューズ電源コネクターを使います。
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LED光源の配線の被覆を、ワイヤーストリッパーで1センチ程度剥きます。
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2つのLED光源の配線、電源線2本とアース線2本をそれぞれねじって束ねて合流させます。
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電源線(プラス線)にはギボシ端子オスを付け、アース線(マイナス線)にはクワ型端子を付けています。
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そして検電テスターを使って電源を探します。今回のHC27セレナにはスモールランプ点灯時に通電するイルミ電源ヒューズがあったので、これを使うことにしました。
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セレナにはイルミ電源ヒューズがあるんだ。一般的にはイルミ電源はヒューズからは取れない車種が多いけれど。
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ヒューズの判別ができたら、純正ヒューズを抜いて、ヒューズ電源コネクターに差し替えます。
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ヒューズ電源コネクターにはギボシ端子メスが付いているので、さきほどギボシ端子オスを付けたLED光源の配線とつなぎます。
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最後にLED光源のアース線に付けたクワ型端子を、車体金属部分にネジ留めしてアース接続します。
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シガーソケットに電源プラグを挿すだけの方法に比べたら手間はかかるけど、配線は完全に隠せる! 見た目にこだわるなら、この方法がいいですね。
ここではエルパラで販売している低背ヒューズ電源コネクターを使用。ヒューズ形状は車種によるので、ミニ平型や、平型も用意されている。
詳しくはエルパラ公式サイトの電源取り出しコード参照。
写真の赤線は電源線(プラス線)
端子の付け方│参照記事
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