アンビエントライト自作
アンビエントライトの自作方法①(アンビエントファイバー取り付け前の準備)
アンビエントライトの自作方法〈実践編〉がスタート。アンビエントライト的な内装のLEDライン照明になる素材・アンビエントファイバーは取り付け前に切り出すのだが、使う長さピッタリではなく、余裕をもたせた方がよい。それはなぜかというと…
アンビエントファイバーを切り出すときの注意点
-
「RGBアンビエントライトを自作するときの材料・光源は?」の続き。
●レポーター:イルミちゃん
-
ここまではアンビエントファイバーや、その光源の選び方について解説してきましたが、今回からは実践編。
●アドバイザー:エルパラ・平川研究員
-
いよいよアンビエントライトの自作方法!
-
モデル車のHC27セレナに、アンビエントファイバーを取り付けていきましょう。
-
ダッシュボード部分のアンビエントライトですね。
-
まず取り付け位置を決めます。アンビエントファイバーはパネルとパネルの隙間にはめ込んで取り付けるものなので、適した隙間を探します。
-
隙間を利用するアイテムですから、どこにでも取り付けできるってわけではありません。
-
今回はこのようなラインで、アンビエントファイバーを取り付けていこうと思います。
-
セレナのダッシュボードにもともとあるラインに沿って、1本モノで左右に長く走らせる感じ。
-
そうですね。今回の取り付け場所だと直線の長さで約140センチあります。
-
実際はステアリング奥などは湾曲しながらのライン取りだから、もっと長くなりますね。
-
それからもうひとつ考慮したいのが、「アンビエントファイバーを隠す部分の長さ」です。
-
隠す部分……?
-
アンビエントファイバーは、導光性能は高いんですが、どうしても光源に近い場所だけは明るく見えてしまいます。
-
ですので、光源に近い場所はファイバーごと裏側に隠すように取り付けたほうが、均一な明るさのアンビエントライトに見えます。
-
なるほど、なるほど。
-
今回の例でいうと、隠す部分も含めて、左右それぞれに50センチ程度は余裕を持たせて……全長240センチとしました。
-
けっこう多めに隠すんだ。
-
特にルールはありませんが、キレイに見せるコツとしては「隠す部分を長めにする」のがコツです。
-
そうなると、240センチもの長さで1本モノを切り出すってことになりますけど、そんな長いの売っているのでしょうか?
-
それは大丈夫です。エルパラで販売しているアンビエントファイバーは、最大10メーターの長さまで対応していますよ。
-
でも長いほど導光しにくくなることを考えると、だいたい1メーター位までを目安に切り出して使っていくほうがいいとは思います。
-
今回のセレナは、1本モノで240センチになってしまってますが……暗くなりすぎないかな?
-
ですので、両側に光源を入れるのは必須ですね。光源としては明るめのPowerLED光源を使っていきます。
-
なるほど! 明るい光源を使ったうえで、光源近くは隠すってことね。
-
切り出す長さが決まったら、次はアンビエントファイバーの仕込み作業です。
-
チョキン。
-
単に切るだけではなくて、隠す部分は、はめ込み用のベロ(※平らに出っ張っている部分)をハサミでカットしておきます。
-
そういえば、アンビエントファイバーはベロの部分をカットしないと、光源には差し込めないって話でしたね。
-
ここまで準備できたら、実際に車内に取り付けていきましょう。
エルパラで販売しているアンビエントファイバー3mm(9287)
エルパラで販売している光ファイバー用PowerLED光源 3.5mm(9292)
関連記事
- 最近人気のアンビエントファイバーとは?
- アンビエントファイバーの光らせ方
- RGBアンビエントライトを自作するときの材料・光源は?
- アンビエントライト自作方法②(アンビエントファイバー取り付け作業)
- アンビエントライト自作方法③(アンビエントファイバーのLED光源仕込み)
- アンビエントライト自作方法④(アンビエントファイバーの配線作業)
- アンビエントライト自作方法⑤(アンビエントファイバーの配線を完全に隠したい)
- イルミファイバーの光源にパワーLEDを使う時代
- LEDの粒々がまったく見えない車のスピーカーイルミネーションを作るには…
- LEDネオンチューブとは? 従来のテープLEDとの違い
- RGBフルカラーLEDを使ったLEDネオンチューブが登場…!
- ネオピクセルフルカラーLEDを使った、LEDネオンチューブも登場…!
- LEDネオンサインボード(光る文字の看板)の作り方
アンビエントライト関連
その他