アンビエントライト自作

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ドアアンビエントライトのDIY取り付け方法

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ドアアンビエントライトをDIYで作りたい人向けの連載。ドアの内張りをライン状に光らせるために、アンビエントファイバーを取り付けるやり方を解説する。デモカーはハイゼットだが、どの車種でも参考になる汎用的な方法だ。今回はドア内張りを外して、アンビエントライト用の電源を探し、光源を選定するところまで。

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  以前に「アンビエントライトの自作方法」というのをやりましたが、あのときはダッシュボードでした。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  今回はアンビエントファイバーをドア内張りに取り付けて、ドアアンビエントライトをDIYで作る方法を解説したいと思います。

  ●アドバイザー：イルミスタ・野本研究員

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  ドア内張りをライン状に光らせる！

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  どこを光らせるか、という話ですが、アンビエントファイバーを取り付けるにあたっては、ベロを差し込む隙間が必要です。

使用アイテム

アンビエントファイバー



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エルパラで販売しているアンビエントファイバー3mm（9287）

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  ですので、まずはドア内張りに取り付けできる隙間があるかどうかを、確認することから始めます。

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  取り付けできる車種もあれば、できない車種もある。

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  そうですね。ここではイルミスタデモカーのハイゼットを例にすると、ドア内張り形状はこんな具合で……


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  この車の場合は、ドア内張り最上部のパーツが溶着で貼り合わせてあります。


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  フムフム。

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  溶着されたこのパーツが取れるわけではないんですけど、別部品でくっつけてある以上は隙間があります。

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  そこを狙うんだ。

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  ドア内張りを外す準備として、ウェザーストリップ（防水ゴム）を手で引っ張って外します。


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  ドア内張りのネジ位置は車種によりますが、ハイゼットの場合は目隠しのフタを内張りはがしで外すと、ネジが見えます。


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  ネジはドアノブのところも含めて、合計5箇所ありました。


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  ネジを全て外したら、ドア内張り下側から内張りはがしを差し込んで浮かせ、それをきっかけにして手作業で外しましょう。

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  ドア内張りが外れたら？

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  アンビエントファイバー用のLED光源の電源を探します。今回はパワーウインドウスイッチ周りの配線から、IG電源を取ります。



検電テスターを使って、イグニッションオン（またはACCオン）で電気の流れる配線を探す。

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  IG電源（あるいはACC電源）の配線が見つかったら、僕の場合はスプライス端子を使って配線を分岐させます。

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  ここで一般的なDIYだとエレクトロタップを使うことが多いですが……ここではプロの野本流でいきます。

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  ワイヤーストリッパーで配線の被覆を剥いて……


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  スプライス端子で配線を分岐させます。



※より詳しいやり方は「配線の分岐方法。プロ流はスプライス端子」参照。

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  なお、ここで取り付けている分岐コードは「光ファイバー用パワーLED光源」に付属している配線の末端側（切りっぱなしになっている配線）です。



エルパラで販売している光ファイバー用PowerLED光源 3.5mm（9292）

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  アンビエントファイバーの光源の選び方については、エルパラ・平川研究員が「アンビエントファイバーの光らせ方」で解説しています。

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  光源にアンビエントファイバーを差し込むために、ベロの端の部分を少しだけカットしておきます。


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  そしてベロ無しになったファイバー末端を、パワーLED光源の穴に差し込みます。



パワーLED光源は、穴径3.5mm（※または今後登場する予定の3mm）タイプを使う。

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  ちなみにこの撮影の時点では、アンビエントファイバーがどの位の導光性能なのかが分かっていなかったのでパワーLED光源を使っていますが、これだと明るくなりすぎる面もあるので、砲弾型LEDをベースにした「3mm光ファイバー用LED光源」も良いと思います。

こっちがオススメ？



3mm光ファイバー用LED光源

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  野本研究員も、ふだんの施工ではあまり明るいLEDは使いませんからね。

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  特にアンビエントライトが明るすぎると、夜に運転しているときに視界に入ってジャマですので。

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  なるほど。

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  ただし、アンビエントファイバーには色の違いがあり、「スモークタイプ」もあります。こちらを選ぶと、通常の「透明タイプ」よりかなり暗くなります。


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  かなり、ってどの位でしょう？

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  同じ光源だとすると、透明タイプの半分以下の明るさになる感じです。

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  なるほど、なるほど。

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  ですので、スモークタイプに砲弾型LEDという組み合わせだと、さすがに暗くなりすぎるかなと。

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  ということは、パワーLED光源のほうがいいのか。

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  そうですね。スモークタイプなら「パワーLED光源」を使い、透明タイプなら砲弾型LEDベースの「光ファイバー用LED光源」を使うのが、僕のオススメです。