アンビエントライト自作
アンビエントライトの自作方法③(アンビエントファイバーのLED光源仕込み)
LEDアンビエントライトをDIYで作る方法・LED光源の仕込み方編。ここでは長いアンビエントライトを光らせるために、導光素材のファイバー両側にパワーLEDを取り付ける。電源はシガーソケットから取り出す、最もカンタンなやり方。わかりやすい配線図付き。
アンビエントファイバーの電源取り出しを一番カンタンな方法でやるなら…
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●レポーター:イルミちゃん
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今回はアンビエントファイバーにLED光源をセットするのと、電源を取る方法についてです。
●アドバイザー:エルパラ・平川研究員
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今のところはモールのようなアンビエントファイバーを取り付けただけなので、当然ながら光りません。
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今回は長い1本モノを取り付けているので、PowerLEDを使った光源を両側から付けます。
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電源はどこから取るのでしょうか?
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配線を完全に隠したいならヒューズボックスから取るのがオススメですが、できるだけカンタンにやりたい、という人も多いと思います。
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ふむ。
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そこでまずは、エーモンさんのシガープラグ(電源プラグ)を使ったやり方を解説しましょう。
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これでシガーソケットから電源を取り出すのね。
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さらに配線作業をカンタンにするために、以前にDIYラボでも紹介したことのあるカチマルコネクターを使います。
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まず電源プラグの配線の先に、カチマルコネクターを付けます。
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電源プラグの配線にはプラス線とマイナス線があり、ここでは白黒線がプラス線です。いっぽうカチマルコネクター裏側にも「+」の表記があるので、両者を合わせて挿入し、ラジオペンチで挟み込みます。
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ひとつのカチマルコネクターで、プラス線とマイナス線を同時に接続できるのが便利♪
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ただ、ここでは延長コードにつなぐのではなく、間にカチマル分岐ターミナルというアイテムを使います。
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今回は「2分岐タイプ」のカチマル分岐ターミナルを使います。
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フムフム。
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さきほどカチマルコネクターを付けた電源プラグの配線を、カチマル分岐ターミナルに差し込みます。
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あ、たったこれだけの作業で、電源を分配する準備ができたんだ。
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そういうことですね。あとはLED光源側の配線にもカチマルコネクターを付けます。
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2つのLED光源に、それぞれカチマルコネクターを付けて、分岐ターミナルにつなげば……
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そうなんですが、今回のHC27セレナだとシガーソケット位置を起点にして、光源の片側は距離的に遠くなるので、延長コードを経由します。この延長コードもカチマルコネクターで接続しているだけです。
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あっというまに配線作業の仕込みが終わった感。
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仕上げとして、この段階で実際に電源プラグをシガーソケットにさして、車の電源を入れて点灯チェックしておきましょう。
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なるほどね。接触不良があってもこの段階で発覚すれば分かりやすい。
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今回は特にハンダ付けではなくコネクター類を用いているので、なおさら接触不良チェックが大切ですね。
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あとはこのLED光源を、前回ダッシュボードに取り付けたアンビエントファイバーの両端に取り付けるだけだ~。
ここで使っているのは、エルパラでも販売されているエーモンの電源プラグ(1536)
エルパラで販売しているカチマルコネクター。AWG22(0.3スケア)~AWG18(0.75スケア)の配線に適合。
カチマルコネクターについては、「配線をワンタッチで接続できるカチマルコネクターがかなり便利…!」参照。
エルパラで販売しているカチマル分岐ターミナル
光源用LEDに付属の2Pコネクターケーブルをつなげた上で、その配線の先にカチマルコネクターを付けている。
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