LEDダウンライト×バックドア

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LEDダウンライトをバックドアに取り付ける方法①╱配線引き込み編

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LEDダウンライトの裏技的な使い方。暗いラゲッジを照らす目的で、ダウンライトをバックドアに取り付ける。バックドアから車内に配線を引き込む作業は、初心者にはやや難しいが、通しやすくなる工夫も込みでガイドしていく。

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  「LEDダウンライトをバックドアに（穴開けなしで）取り付ける方法」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  それでは実際に、LEDダウンライトを取り付けていきましょう。

  ●アドバイザー：エルパラ・平川研究員

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  ここでのモデル車両はハイゼットです。

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  まずバックドア（リアゲート）の内張りを外します。ハイゼットはネジ1本を取って……


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  あとは内張りピンを外すだけで、カンタンに内張りが外せます。


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  これはラクなパターンですね。



✔ 他車種の人は、「バックドア内張りの外し方。傷を付けないための工夫」なども参考に。

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  今回はルームランプの配線から電源を取るので、続いてルームランプユニットも取り外しておきます。



内張りはがしのようなものでカバーを取り外す。



ルームランプ本体を天井に固定しているネジを外す。

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  ルームランプユニットが外れると、裏につながっている純正配線が見えます（↓）


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  純正配線のコネクターを外して、検電テスターなどで極性（プラスとマイナス）を確認します。


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  モデル車のハイゼットでは赤線が常時電源（プラス）で、赤黄線がルームランプのオンオフに連動するマイナス線でした。

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  ルームランプのプラス線とマイナスコントロール線の判別方法については、下記記事などを参考に。

✔ 検電テスターで探すときは…「検電テスターでマイナス線を調べるときに便利なゼムクリップ」参照。

✔ サーキットテスターで探すときは…「サーキットテスターの使い方例╱マイナスコントロール線を探す」参照。

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  それから、天井内張りの後ろ側が少しめくれるよう、後部の内張りピンを外しておきます。


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  そして、バックドア側から室内へ配線を引き込むときには蛇腹ホースを通しますので、ココも外しておきます。


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  蛇腹ホースがフリーの状態になりました。


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  ここまでが、配線作業の事前の仕込み、ですね～。

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  まずはバックドアの鉄板内に、配線通し（配線ガイド）を通します。


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  通す先は、室内につながる蛇腹ホースの入り口のところ（↓）


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  LEDダウンライトの配線コードには、延長コードを足しました。



ここで使っているのは、ダウンライト用延長コード（1m）

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  LEDダウンライトと延長コードは、コネクターをさすだけでつながります。

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  ただし、コネクターがあとから振動で抜けたりしないように、ビニールテープなどを巻いて固定しておきます。


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  そうか。車で使用する場合は、こういう地味な処理が大切ですね～。

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  そして先にバックドア鉄板内に通しておいた配線通しに、LEDダウンライトの配線をくくりつけます。


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  続いて、蛇腹ホースの入り口まで配線を通します。ここまではカンタン。


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  今回、苦戦するところがあるとすれば、この先の作業。室内への引き込みですね。

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  ふむ。

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  まずは鉄板側にハメ込まれていた、キャップ部分に配線を通します。


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  そして、先に配線通しだけを蛇腹ホースに通してしまいます。



✔ 蛇腹を通すときのコツは、「蛇腹への配線通し方法。バックドア編」参照。

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  配線通しが通過すれば、あとはその後ろに配線をくくりつけて引っ張るだけですが……

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  しかしLEDダウンライトの配線にはコネクターが付いているので、引っかかりやすいのです。

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  あ、そっか。一回コネクターを切り落としたほうがラク？

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  そうなると配線をハンダ付けし直すとか、端子で付け直す必要が出てきますよね。今回の企画趣旨からすると、ちょっと……。

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  カプラーオン取り付け、ではなくなりますね。

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  かといって無理に引っ張ると、断線などのトラブルになりますのでNGです。

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  どうやって通しましょう？

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  ここでオススメなのは、パーツクリーナーやシリコンスプレーのようなものを蛇腹内に吹き付ける方法。


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  こうすると、滑りやすくなるので、通しやすくなります。

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  今回もこの方法で、コネクター付き配線を室内側に通せました～。


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  ただ、今回のハイゼットの場合は、車内側にカバー（フタ）が付いていて塞がっていました。そのため端を少し削って、配線を引き込んでいます。



室内側のカバーの端を削って、配線を通した。

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  さあ、室内まで来ましたよー。もうちょっとかな？