LEDダウンライト取り付け╱前編
車の天井にLEDダウンライトを埋め込む方法
- 1
- 2
車の天井にLEDを埋め込んで、ダウンライトにする方法。使用するLEDは車の電圧に最適化された、最新のLEDダウンライト。まさに「車の天井に付ける」目的で開発されたアイテムだ。
キャンピングカー等で使われる、専用のLEDダウンライトを使う
-
キャンピングカーではよく見かける、車の天井へのLEDダウンライト埋め込み。
●レポーター:イルミちゃん
-
LED通販エルパラでも、キャンピングカーのビルダーさんがよくLEDを買っていかれます。
●アドバイザー:エルパラ・平川研究員
-
そういえば以前に「車の天井に付けるLEDダウンライトを、エルパラが開発中…!」と報じましたが……
-
それが完成し、販売開始になりました。
-
従来からある汎用のLEDダウンライトではなく、車の電圧に最適化した、13.8V仕様のLEDダウンライトです。
-
本当の意味での「12V車専用LED」なんですね。
-
そうです。
-
で、これをどうやって天井に埋め込めばいいのだろう?
-
今回は光モノ専門店「イルミスタ」で、実際に天井に埋め込んだときの方法を解説しておきましょう。モデル車は、デモカーのムーヴです。
-
「ルームランプがひとつしか付いてなくて車内が暗い」という車種の人も、要注目です。
✔ エルパラの12V車用LEDダウンライト。薄型の筐体に15個のチップを内蔵し、1個あたり3W仕様。3000K・4000K・5000K・6000Kの4種類の色(ケルビン数)が選べる。
天井にLED埋め込み用の穴を開ける方法
-
まず、天井に養生テープを貼ってガイドを作ります。
-
今回は、天井の前後2か所にLEDダウンライトを埋め込む想定です。
-
4個、6個と埋め込むなら2列にするとか……そのへんは人それぞれですね。
-
位置を決めたら、埋め込み予定位置の中心に小さな穴を開けます。
-
んー。
あと1センチ前のほうが良かった? どう思います? -
そういうことは、穴を開ける前に言いましょう。
-
……続行しま~す。
-
次にコンパスを用意します。
-
コンパス?
なにするの? -
コンパスを使って、このように円形のガイド線を引くんですよ。
-
なお、ここでは円の直径を54ミリとしています。
-
半径27ミリでコンパスを開いて、円を描けばいいですね。
-
その円形のガイドに沿って、天井に穴を開けます。
-
車の天井って、意外なほどサクサク切れるんですね。
-
ムーヴの場合は、普通のカッターで穴開け可能でした。
-
いよいよ後には引けなくなりましたね。
-
まあ、車をのりつぶす覚悟のある人向けの技ですね。
-
2か所とも同じやり方で穴を開けて……と。
-
天井に穴が開いたら、配線通しなどの工具を使って、LEDダウンライトの配線を引き込みます。
-
この配線はどこに運ぶのでしょうか?
-
電源を取る場所によりますが、普通はルームランプから電源を取る人が多いでしょうね。
-
ナルホド。
天井LEDなんだから、ルームランプ連動が無難か。 -
ルームランプ灯体ユニットを外しておいて、その穴までLEDダウンライトの配線を通します。
マーキングしておいて…
プスリ
ポコン
天井へのLEDダウンライト固定方法
-
そういえば、固定はどうやるんでしょうか?
-
LEDダウンライトの背面(天井側)には、もともと羽のような形状の引っ掛けが付いているんですよ。
-
これを天井に引っ掛けて固定するんです。
-
ハメ込むような感じですね。それを考えた上での、54ミリの穴ってことか。
-
そうですね。
まずは片側の引っ掛けを先に入れて…… -
反対側の引っ掛けは、マイナスドライバーのようなものを使って、押し込むようにはめ込みます。
-
もともと埋め込み用のLEDだから、キレイに取り付けできました。
配線を通したら、そのままLEDダウンライトを固定してしまいましょう