アンプの追加方法

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マイクロパワーアンプ・PA2T3が新登場…！ PA2T2との違いはなに？

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超小型パワーアンプPA2シリーズの新モデル・PA2T3（ピーエーツー・ティースリー）登場の第一報。これは90系ノア・ヴォクシー以降に採用され始めた、いわゆる「第二世代ディスプレイオーディオ」にカプラーオンで割り込めるアンプだ。新しめのトヨタ車にアンプを追加したい人は必見。

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  DIYラボにおいてはすっかりお馴染みの超小型パワーアンプPA2シリーズですが、本日また新しい派生モデルが登場しました。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  「PA2T3」という、新モデルを投入しました。

  ●アドバイザー：ビートソニック ワタナベ研究員

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  待望のPA3（！）

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  …とはちょっと違います。PA3ではなくて、PA2T3です。

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  ピーエーツー・ティースリー？



Amazonでも販売されているマイクロパワーアンプ PA2T3

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  はい。

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  なんだか紛らわしいネーミングですが、PA2の後継のPA3が出たわけではなくて……

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  そうではなくて、これもPA2シリーズの新製品で「PA2T1」や「PA2T2」の仲間ですね。

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  そっか。PA2T3は「トヨタ用の3弾目」を意味するネーミングだ。

※PA2のあとに続く「T」はトヨタを示す。「N」なら日産車用という具合。

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  おさらいですが、PA2T1は、トヨタのディーラーオプションナビ（10ピン・6ピン仕様）にカプラーオン取り付けできる専用モデルでした。



詳細はAmazonのビートソニック マイクロパワーアンプキット PA2T1参照。

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  それに対してPA2T2は、トヨタのディスプレイオーディオに対してカプラーオンで取り付けるできる、というものでした。



詳細はAmazonのビートソニック マイクロパワーアンプキット PA2T2参照。

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  では、PA2T3はトヨタ車のナニ用なのでしょうか？

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  これは90系ノア・ヴォクシー以降に採用され始めた、第二世代のディスプレイオーディオ（HDディスプレイ）用なんですよ。

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  あ～、そういうことか。

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  ちなみに第二世代ディスプレイオーディオには、画面の大きい「Plus」もありますが、小さいほうも大きいほうも「HDディスプレイ」という点では共通で、どちらにも適合します。



第二世代のディスプレイオーディオ

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  ……となると、自分の車のディスプレイオーディオが第一世代なのか第二世代なのかって、分かりづらい気がしますね。

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  見分け方としては、車のカタログ上で「HDディスプレイ」と表記されているのが第二世代のディスプレイオーディオです。

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  なるほど、なるほど。

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  「HDディスプレイ」では、画面がメチャメチャキレイになりましたね。内部回路もアナログではなくてデジタルになったので。

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  第一世代のディスプレイオーディオはアナログだったんだ？

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  そうですね。内部回路の信号も、アナログ信号で完結していました。

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  それがデジタル化されて画質も上がっているのが、第二世代のディスプレイオーディオなんですね。

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  その第二世代ディスプレイオーディオに対して、カプラーオンでの割り込みが可能なアンプが、PA2T3なのでございます。

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  なるほどね。

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  ただ、少々補足説明が必要な点があって…第一世代と第二世代のディスプレイオーディオは「カプラーのピン数」でいうと、両者ともに同じなんです。

PA2T3の接続図



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  上の図のように「28ピンカプラーとと10ピンカプラーに割り込む」ところは、PA2T2と同じなのです。

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  あれ？ カプラー形状も同じってことでしょうか？

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  同じです。

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  つまり第二世代のディスプレイオーディオに、従来からあるPA2T2をつなぐこともできる……ってことになりますよね？

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  できるんです。

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  しかし、PA2T2を第二世代のディスプレイオーディオにつなぐと……壊れるんだッ！

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  いいえ。実はそれをやっても、普通にアンプとして使えてしまいます。

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  あん？ ……だったらなんで、PA3T3が出てくるのよ？