ヒューズ電源の種類と選び方
ヒューズ電源とは、車のヒューズボックスから電源を取り出すためのアイテム。超定番のエーモン製はカー用品店でも普通に買えるが、ヒューズ形状やアンペアの違いでたくさん種類があるので、入れ替える純正ヒューズのスペックを事前に確認しておく必要がある。
たくさんあっても
正解はひとつなんです
アドバイザー:エーモン・ジュニア研究員
選び方
こんなにあったら選べない!と思うかも知れませんが、純正ヒューズに合わせて選ぶので実はカンタン。
ヒューズ形状の違いについて
ヒューズ形状は主に3種類あって、「低背」(ていはい)、「平型」(ひらがた)、「ミニ平型」があります。純正ヒューズを外せば見た目で分かります。最近のクルマはほとんどが「低背」か「ミニ平型」ですね。どんどん小型化の傾向ですので。
アンペアの種類について
同じ「低背」を選んだとしても、写真のように「アンペア数の違い」で種類が分かれます。これは「差し替えようとしている純正ヒューズと同じ数字」を選びます。
ちなみにエーモンのヒューズ電源は、ヒューズと同様にアンペア数の違いで色分けされています。例えば写真の赤は10アンペア(5アンペア取り出し)で…
青は15アンペア(5アンペア取り出し)なんです。これはヒューズと同じ色分けなんですよ。形が違っても色分けルールは同じ。
マ
メ
知
識
>>>使用可能電力について
ヒューズ電源に付いている管ヒューズのアンペア数は「取り出し可能電力」。
「取り出し可能電力」と「ヒューズ自体のアンペア数」とは別モノである点に注意しましょう。
✔ ヒューズ電源のラインナップはエーモンのヒューズ電源一覧を参照。
ヒューズから電源を取り出すのは定番ではありますが、定番だからといってデメリットがないわけではありません。はじめてヒューズから電源取り出ししようとしているなら、下の動画(YouTube)の内容もチェックしておくことを強くオススメします(DIYラボ編集部)
関連記事
- ヒューズ電源の正しい付け方(取り出し)。向きに注意!!
- 常時電源をヒューズから取り出す方法
- 常時電源を取るのに適したヒューズはどれ?
- ACC電源をヒューズから取り出す方法
- ACC電源を取るのに適したヒューズはどれ?
- ACC電源はどこから取るのが一番いいのか?
- ACC電源とIG電源(イグニッション)はなにが違う?
- IG電源(イグニッション電源)を取るのに適したヒューズはどれ?
- 車のヒューズから取れる電源容量。限界は何アンペア?
- ヒューズボックスの「空きスロット」から電源取り出しするのはNG
- 電源を取ってはいけないヒューズと、取ってもいいヒューズの違い
- ヒューズボックスからの電源取り出しでヒューズを飛ばす例
- ヒューズ電源の「向き」は「逆」のほうがいいのでは?論への回答
- 後付けヒューズの付け方╱かませ方
- 車のヒューズが切れた! 正しい交換方法は?
- イルミ電源をスイッチ裏から取り出す方法
- ルームランプ連動線(全ドア連動)の取り方
- 車の電装品にスイッチを取り付けるには?
- リレーの使い方入門╱回路のしくみ