スマホと車のナビをつなぐ方法(第4回)
iPhoneの画面を車のナビに映す有線ミラーリング方法(後編)
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ここでは車に取り付ける流れを紹介します
IF16STAの取り付け方法
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今回は有線ミラーリング方法を解説していますが、カーナビを外すのは有線でも無線でも同じです。
●アドバイザー:ビートソニック 堀内研究員
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カーナビの外し方は車種によりますが「周囲のパネルを外して、カーナビを固定しているステーの4本のネジを外す」パターンがほとんどです。
●レポーター:イルミちゃん
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純正ナビが外れたら、背面にある「外部入力ポート」に、用意した「映像入力アダプター」をつなぎます。
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この外部入力ポートの形状が車種によって(純正ナビによって)異なるので、事前に適合を調べて、合うものを用意します。
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配線図でいうと、下の写真の部分ですね。
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次、映像入力アダプターを「IF16STA」の本体に差し込みます。この場面はRCAケーブルがメス対メスになってしまってつなげないので、オス╱オスタイプのプラグコネクターをかませます。
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有線ミラーリングの場合は、iPhoneはグローブボックス内などに置くとして、HDMIケーブルとLightning-USBケーブルの2本をカーナビ裏へと通します。
純正ナビを外す
カーナビの外部入力ポートに映像入力アダプターをつなぐ
今やっている作業はココ
映像入力アダプターとIF16STAの接続
ビートソニックのプラグコネクター「PC2」を間にかませている。
HDMIケーブルをカーナビ裏へ通す
Lightning-USBケーブルもカーナビ裏へ
この2本を通した
これでIF16STAにつながる線がカーナビ裏に集まりました
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助手席側から通してきたHDMIケーブルは本体に差しますが、USBケーブルは電源ユニットのほうにささります。下の図の通りですね。
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あとは電源ユニットに対して、車両側の電源を取ればOKです。これはACC電源とボディアースだけですね。
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別記事の「ACC電源をナビ裏から取る方法」なども参考にしてください。
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アース線は、デッキのステーのネジなどに共締めします。
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すべての配線が終わったので、本体と電源ユニットをカーナビの奥に隠して、カーナビを戻します。
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カーナビ奥にスペースがないときは、グローブボックス裏のほうへ逃がすなど工夫しましょう。
カーナビ裏で本体につなぐ
今やっている作業はココ
✔ ところで『ACC電源って何?』という人は「ACC電源(アクセサリー電源)とは?」の記事が参考になります。
ACC電源を取る
ボディアースする
今やっている作業はココ
本体と電源ユニットを奥へ隠す
DIY Laboアドバイザー:堀内雄一
カーエレクトロニクスの雄、ビートソニック 中でもスマホと車をつなぐカーエンターテイメント事業の立役者が堀内氏。先見の明がありすぎて(?)社内では宇宙人と呼ばれるほど!? ●ビートソニック TEL 0561-73-9000
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