車を快適にするDIY
遮熱・断熱材を使った車のサンシェード(日よけ)自作方法
本格的な遮熱・断熱材を用いたサンシェードの自作方法。自分の車の窓の形状ピッタリのサンシェードを作ることで遮光性が高くなり、全ての窓用に作れば車内をマックラにできる。究極の安眠・車中泊空間を作ろうとするなら、ベッドキットだけでなくサンシェードも重要なのである。
車のサンシェード自作に必要な材料と道具
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「意外とメリットが多いサンシェード(日よけ)の自作」の続き。
●レポーター:イルミちゃん
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今回は実際に車のサンシェードを自作する方法を解説していきます。
●イルミスタ・アウトドア:長さん
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材料として使ったのは本格的な遮熱・断熱材。
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断熱材をカットする前に、車の窓ガラス形状の型取りからですね。
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どうやって型取りすればいいのでしょうか?
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まずはメタルシートのほかに、ゴミ袋・マーカー・マスキングテープ・ハサミを用意します。
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ゴミ袋……っていうのは後片付け用ですか? 紹介する必要ないような……
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このゴミ袋が重要なんですよ!
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ほう…?
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この半透明のゴミ袋(70L)を使って、車の窓の型取りをします。
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おお、なるほど…!
GS(ジーエス)製のメタルシート(MS-2) 本来は住宅用なので30メートル巻きだが、イルミスタでなら1メーター単位での購入が可能。
車の窓ガラスを型取りする方法
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まずゴミ袋を開いて半分にします。
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広げると大きな1枚になりました。
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次に車の窓ガラスに霧吹きで水をかけます。
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掃除からスタートですか?
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ではなくて濡れた状態の窓ガラスに、例の半透明ゴミ袋がひっつくのです。
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あ~。
なるほど! -
そしてヘラとかカードなどを使って、空気を抜きながらカドをピタっと合わせます。
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外周の余分なところはハサミでカットします。
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そしてもう一度、空気を抜きます。
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ざっくり空気が抜けたら……
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窓のフチのラインに沿って、マーカーで型取りしていきましょう。
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窓ガラスはこうやって型取りすればいいのか~。
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下側にはウェザーストリップ(防水ゴム)が付いていますが、この部分はゴムと樹脂パネルの境界線でマーカーを引きました。
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窓の型取りができました~!
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次は断熱材の切り出しです。
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