DIYLabo動画部

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スイッチとリレーを組み合わせて使う方法

DIYラボ 本館 ：イルミちゃん

車にスイッチを取り付けるときに「4極リレー（a接点リレー）を組み合わせる」手法があります。このリレーの使い方は、スイッチに限らず他電装品との組み合わせでも役に立つので、わかっておきたいテクニック。

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  今回〈動画部〉が選んだテーマは、スイッチとリレーの併用方法について。

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  それってスイッチとリレーの両方を取り付けるっていうことよね？

  ●DIYラボ別館：ユキマちゃん

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  そうそう。

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  スイッチを付けるなら、リレーはいらなくないか？ 手動でオンオフするんでしょ？

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  リレーもスイッチの仲間だから、そう思うのも無理はないけど、両者の併用はけっこうよく使われるテクニック。

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  なんの意味があるの？？？

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  前回言った通り、スイッチは容量制限がけっこうシビアなのよ。

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  あー、電気を流しすぎるとスイッチが壊れてしまうんだったよね。

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  しかし、スイッチとリレーを組み合わせて使う場合には、問われるのは「リレーの容量」になってくる。



詳細はAmazonのエーモン 1a接点（4極）リレー（3235）

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  上のはエーモンのスタンダードな4極リレー（a接点リレー）で、容量が20アンペア。さらに下の大容量モデルだと30アンペアもあります。



詳細はAmazonのエーモン 1a接点（4極）リレー（3236）

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  つまりリレーなら消費電流の大きい電装品を動かすとしても、容量制限をクリアできる。だから「リレーを手動スイッチで動かす」という手法があるわけよ。

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  リレーを使う目的は、スイッチの容量制限回避ってことか。

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  ちなみにこのリレーの使い方は、スイッチに限らず、いろいろなことに応用できるのよ。

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  というと、例えば？

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  例えば以前にエーモンのオフタイマーユニットを使ってシガーソケットをタイマー制御する話を〈動画部〉がしていたけれど……

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  へー！ そんな妙な技もあるのか。

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  しかしこの企画で登場するエーモンのオフタイマーユニットは、容量が3アンペア（36W以下）なのね。

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  ……ふむ。

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  後付けするシガーソケットを制御する分には問題ない容量だけど、純正シガーソケットに仕込もうとすると事情が変わってくるよ。

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  純正シガーソケットにも仕込めるのね。

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  しかし例えばもともと10アンペアのヒューズが入っている純正シガーソケットをタイマー制御しようとしたら、容量が3アンペアまで落ちることになってしまう。

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  あー。純正シガーソケットの容量が小さくなるわけか。1/3になるのはもったいないね。

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  なので普通に考えると、もともとの容量が大きい純正シガーソケットに対してオフタイマーユニットを仕込むのはオススメできないという話になるんだけど……

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  ふむ。

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  しかし今回紹介している「容量制限突破のリレーの使い方」をマスターすると、こういう電装ユニットの容量制限も回避できるようになります。配線は複雑になるけどね。