内張りはがしのニュース

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エーモン内張りはがし（新型）の先端形状ラインナップ比較╱後編

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エーモンの内張りはがし（新型）の詳細チェック・後編。サイズや角度などそれぞれにポイントがあるので、適材適所で使うために、前・後編を通読するのがオススメ。

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  「エーモン内張りはがし（新型）の先端形状ラインナップ比較」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  新型の内張りはがし・5本目はハイアングルタイプでございます。

  ●アドバイザー：エーモン 中塚研究員



内張りはがし ハイアングル（3506）

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  ネーミングも含めて、だんだん特殊っぽい雰囲気になってきました。

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  スタンダードタイプに比べて、先端のツメにかなり角度が付いています。



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  この急角度の意味は？

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  テコの原理を利用して強い力をかけるための形状です。

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  なるほど。

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  この内張りはがしは、ドア内張りを外したときに、ドアの鉄板側に残ってしまった、固い内張りピンを外すときに便利なんです。


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  固いピンは、鉄板側にガッチリ付いていて、残ってしまうことがよくあります。

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  ピン専用？

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  いや、ドア内張りを外すのにも使えますよ。特に新車時、まだ一度も外したことのない固いドア内張りを外すときに使うと、テコの原理の力でラクに取り外しできます。


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  また、曲がりはじめてからツメの先端までの距離が短いので、クリアランスが少ない場所のツメつきパネルを外すときには活躍すると思います。

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  新型内張りはがしの中では、唯一の2wayタイプを紹介します。

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  これまでに登場してきた内張りはがしはすべて、片側のみを使うタイプでしたが……

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  これは従来と同じように、両側が使えるタイプの内張りはがしです。



内張りはがし 2way（3507）

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  なぜ、これだけが2wayなのでしょうか？ 両側が使えるのはいいけれど、力をかけにくくなるのでは？

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  強い力をかけてこじるとすぐにキズが付いてしまうような内装パネル専用タイプなので、グリップは必要ないという判断です。

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  あまり強い力をかけたくない場所……とは？

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  特に意識した作業箇所は、オーディオ・ナビ周辺パネルの取り外しです。


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  この内張りは背面が丸みを帯びたアール形状になっているため、こじる際に、始点側にキズをつけにくくなっているのがポイント。



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  ホホウ。裏側にカドのないラウンドフォルムで、キズつきを防止しているんだ～。

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  反対側は、天井のクリップなどを外すときに便利です。

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  クリップ外しの部分も、特長的なカーブですね。

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  この強いアールも、ピンに力をかける際、始点になっている天井にキズを付けにくくするためです。


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  天井に当たる部分が、丸まっているんだ。

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  そこを始点にピンを押し下げる作りです。

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  この先端は、ほかにもなにか使える場面がありそう。

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  エアコン吹き出し口を外したいときも便利です。

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  へぇ。
  そんな用途もあるのか。

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  ツメの先がとがっているので、突っ込んで内張りはがしを手前方向に引っ張ると、エアコンの吹き出し口がスコンと抜けたりします。車種にもよりますが。

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  内装でいろいろ役立つ場面があるわけですね。

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  ナビ・オーディオ周りのパネルを取り外すだけなら、この2wayタイプ1本でもこなせますよ。

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  最後の内張りはがしは、金属タイプです。



内張りはがし Pro（3508）

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  エーモンの従来モデルにも、金属タイプの内張りはがしがありましたね（↓）

従来モデル


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  これの後継モデルってことか。

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  従来モデルとは、厚みが変わっています。先端が薄くなって、より差し込みやすくなりました。

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  金属タイプの内張りはがしを使う場面とは？

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  完全に車の外装まわりですね。外装のピンやクリップを外すのがメイン用途です。


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  バンパーを外すときのアンダーカバーのクリップなど、固着していたりします。そこで樹脂タイプより力をかけられる、金属タイプを使います。

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  あー。それは手ごわそう。

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  で、エーモン的には、そこまでの作業をする人はもうプロ並みってことで、名前がProになっています。

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  ……ハハハ。最後のネーミングだけ安易な気がするのは気のせいですよね。