工具大好き！

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内張りはがしの重大な注意点

内張りはがしを使う上での、重要な注意点。特別なことではないのだが、わかっていてもやってしまう痛恨の失敗を防ぐために、読んでおくのをオススメする。

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  内張りはがしは、内装パーツの取り外しに大活躍。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  多くの人が使っている超定番工具ですけど、そんな内張りはがしには重大な注意点があります。

  ●アドバイザー：DENKUL 岡本研究員

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  ほほう。
  ……それは？

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  「ちゃんと掃除しておきましょう」ということです。

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  ……。

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  ……なにか言いたそうですね。

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  たいして重大な話ではないような……。

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  ……。

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  掃除なら、どの工具だってしたほうがいいし。

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  そういう話ではなくて、内張りはがしの汚れ、というのは放置すると取り返しのつかない事態を招きます。そういう意味では特別なのです。

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  あん？

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  特に注意すべきは、ドアの内張りとか、天井内張りを外すとき。

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  まさに内張りはがしの出番ですね。

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  バックドアのウェザーストリッパー（モール）を外すと、ウェザーストリッパーの裏にはブチルゴムが付いていたりします。


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  あー。
  ベタベタするやつ。

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  そうです。だから、内張りはがしで固定を外しているときに、ブチルが付着する可能性があります。


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  で、ブチルが付着した状態の内張りはがしをそのまま使っていて、今度は天井の生地に、ブチルが付着する……。

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  うわー。

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  天井の生地にブチルが付着すると、一般の人がキレイに取るのは大変ですよ。

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  ……それはそうだ。

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  あるいは工具箱の中で、他の工具の油汚れなどが付いてしまうこともあるでしょうし。


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  汚れた内張りはがしで、内装パーツの生地部分を汚す可能性って、けっこうあるんですよ。



危険！

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  ナルホド。
  言われてみればそうだ。

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  内張りはがしの掃除ってどうやればいいんでしょうか？

僕の場合は、油汚れを取るのにパーツクリーナーを使っています



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  ウエスなどを下に敷いて、パーツクリーナーを吹き付けて……



シュー

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  そのままウエスで、ごしごし汚れを拭き取ります。



ゴシゴシ



完了！

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  というわけで、特別なことは何もしていません。

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  これだけの作業で、内装を汚すリスクをなくせるなら、安い保険料と言えそうです。

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  余談ですが、そもそも天井内張りを外す（浮かす）シーンなどでは、天井の生地側に養生テープなどを貼っておくのがいいですよ。



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  内張りはがしだけキレイにしても、自分の指についたブチルが付着することもありますから。

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  ……なるほど。
  面倒くさがらないことが大切ですな。