東京オートサロン2022ルポ②

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ディスプレイオーディオから社外ナビに交換したGRヤリスを出展

ディスプレイオーディオから、市販の社外ナビに交換したいニーズはある。そしてそれを叶える交換アダプターが登場したニュースはすでにDIYラボで報じていたが、その実例が東京オートサロン2022に登場。ビートソニックブースで、実車を見られる。

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  「ビートソニックが、80ハリアー SDナビ＋JBLプレミアムサウンド用の映像入力アダプターを発表」の続き。

  ●DIYラボ：イルミちゃん

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  ビートソニックは80ハリアーともう1台、GRヤリスも出展しているね。あれは何をしているの？

  ●DIYラボ別館：ユキマちゃん


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  このGRヤリスは、ディスプレイオーディオを取り外して市販ナビ（社外ナビ）に交換しているというデモです。

  ●アドバイザー：ビートソニック ワタナベ研究員


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  おおぉ～！
  こんなことできるんだ!!

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  以前にレポートした、ナビ交換アダプターのデモですね。

✔ 前段は「ディスプレイオーディオをディーラーオプションナビに付け替えできるアダプターが登場」参照。

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  ただ、正確に言うと、今回使っているのは以前に紹介したアダプター（SLX-72R）とも別モノなんですよ。

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  ほほう。
  ……新製品なんだ。

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  というのも、このGRヤリスは一番上位グレードの「RZハイパフォーマンス」でしてちょっと特殊。標準でJBLプレミアムサウンドシステムが付いているんです。そこが普通のディスプレイオーディオとは違う。

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  ディスプレイオーディオにもJBL付きがあるのね。SDナビだけじゃなくて。

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  素の「RZ」グレードにもオプションで設定があります。つまり「RZグレード」特有の問題なのですが……

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  問題って？

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  JBL付きディスプレイオーディオの場合は、JBLのアンプが付いているので、従来品の「SLX-72R」で変換しても音が出ないんですよ。ようは純正アンプが駆動できない。

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  また新たな壁にぶつかるのか。

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  純正JBLアンプを駆動するためには、アダプターがいるんですね。

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  でも今回のGRヤリスRZ（ハイパフォーマンス）が実際に社外ナビに交換できているということは……

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  そのアダプターを追加した「SLX-74」という開発中の新製品を使っているのです


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  「SLX-72R」ではディスプレイオーディオから社外ナビに交換できないJBL付きも、「SLX-74」なら対応できるようになる、というニュースなんだ。

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  そうなんです。

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  でも、そもそもディスプレイオーディオを取っ払えること自体知らない人が多いから、このGRヤリスのデモは注目されそう。

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  では、ここで改めて、社外ナビに載せ変えたRGヤリスの内装に注目してみましょう。

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  今回は音にこだわって、ダイアトーンのナビ（↓）が付いています。


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  せっかくディスプレイオーディオから社外ナビに交換するなら、私だったら音質にこだわったナビに交換したいなと思いまして。

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  今の車はナビがヘッドユニットですからね。

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  そうなんですよ。オーディオ専用のヘッドユニットは付けられないので、音にこだわる人は、ダイアトーンのように音質にこだわったナビを使うのがオススメです。

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  ワタナベ研究員はオーディオマニアだからね。

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  市販の2DINナビに交換する上で、必要になってくるのが周りのパネルたち。


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  これは以前に記事で説明した純正部品ですね。

✔「ディスプレイオーディオから他ナビに付け替えるにあたってのパネル問題」参照。

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  周りのパネルはビートソニック製品じゃなくて、純正部品なのね。

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  ヤリスやGRヤリスは、現状でもパネルの適合確認ができているので、社外ナビへの交換が可能な状況です。

※純正パネルや取り付け金具の品番などは、ビートソニック公式ページ参照。

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  適合一覧に載っていない車種については、現在、純正パネルなどを取り寄せて検証中の段階です。

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  そのあたりの情報は待っている人が多いので、随時DIYラボでも追いかけて公開していきます。

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  なお、パネルさえあれば、取り付けの手間は、普通の車の市販ナビの取り付け作業と変わらないです。

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  ディスプレイオーディオ取っ払いと聞くと大胆カスタムなイメージだけど、普通にできるようになってくるのね。

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  ディスプレイオーディオから社外ナビに交換したいと思っている人は、ぜひ東京オートサロンのビートソニックブースでチェックしてみましょう。