エーモンの新製品ルポ
防水ギボシ端子や防水リレーがエーモンから新登場…!
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近所のカー用品店でサクッと買いやすい、DIY用品メーカー・エーモンの新製品ニュース。今回は防水関連アイテムの充実がポイントだ。一番の注目は、DIY的に使用頻度が高い「防水ギボシ端子」。エンジンルームに設置可能な「防水リレー」も便利そう。
防水ギボシ端子は普通のギボシ端子とどう違う?
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DIY用品メーカー・エーモンの新製品が登場しましたので、数回の記事に分けてレポートしていきます。
●レポーター:イルミちゃん
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今回は新カテゴリーとしまして、「車外・防水」関連アイテムを充実させました。
●アドバイザー:エーモン 中塚研究員
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「防水リレー」「防水ヒューズホルダー」「防水トグルスイッチ」など興味深いものが多数ありますが、一番の注目は「防水ギボシ端子」!!
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1.25〜2スケアの太線用として、もう1種類あります。
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太線用はスリーブの色がピンク。色の違いで判別できますね。
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皆さん何気なく車外でもギボシ端子を使っていたと思いますが、これまでは防水仕様ではなかったんですよね〜。
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そうですね。
従来のギボシ端子は、車外での使用は不可でした。 -
その代わり、防水ワンタッチコネクターというアイテムもありましたが……
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防水ワンタッチコネクターは接続したり分岐したりはできますが、「脱着」はできません。今回の防水ギボシ端子は、「車外で脱着できる状態で配線をつなぎたい」ときに使うアイテムなんです。
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防水ギボシ端子って、普通のギボシ端子とどう違うのでしょうか?
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端子自体は同じもの。違うのはスリーブなんです。
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この部分で防水しているんだ。
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そうなんです。軟質素材で密着するようになっていて、水の浸入を防ぐ仕組みです。
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従来のギボシ端子のスリーブとは、付け方に違いがありますか? 圧着するとか?
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そういう作業は必要ないです。指定位置まで、スリーブをしっかりセットするだけで完了します。
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なるほど。端子自体が従来と同じということは、かしめ方も従来と同じでいいですよね?
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ビミョウに異なる点は、「配線の被覆をむく前にスリーブを通す」こと。先に被覆をむいてしまうと、オス側の端子のスリーブを入れるとき、引っかかってしまうので。
防水ギボシ端子セット(2895)
0.5〜0.85スケアに対応する「防水ギボシ端子セット」(ITEM NO.2895)
防水ギボシ端子セット(2896)
1.25〜2スケアに対応する「防水ギボシ端子セット」(ITEM NO.2896)
工具は従来の電工ペンチを使えばOK!
防水リレーは4極タイプが登場
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次に紹介したいのが、この「防水リレー」!
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エーモンのリレーは超定番アイテムですが、これも従来品は車外では使えなかったんですよね〜。
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そうですね。今回の防水バージョンは、エンジンルーム等で使うことを想定したリレーですね。
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従来のエーモンリレーには4極と5極がありますが、今回の防水モデルは4極リレーですね。
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そうなんです。電源を直接バッテリーから取りたい大容量の電装品……例えばホーンの取り付け時などには役立つと思います。
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4極リレーの使いこなしについては、「リレーの使い方入門 / 回路のしくみ」を参考にしてください。
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基本的な機能は、従来の4極リレーと同じですが、今回は配線を長くしてあります(50センチ)。
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なるほど。そして次に気になるのは「5極リレーの防水版」は出るのか、という点だと思うのですが……
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そうなんですよね〜。
私もほしいです〜。 -
近い将来に防水リレー(5極)が出ることを期待して待ちましょう!
防水リレー
エンジンルーム内に設置可能な「防水リレー(2898)」。防水性能はIPX4相当。大容量電装品の電源をバッテリーから確保したい場面で重宝する4極リレー。
注目の新作パーツラッシュ。次ページへつづく!