流れるウインカー自作特集╱連載【第4回】
流れるウインカーの作り方【後編】
流れるウインカーの自作方法・後編は、流すための回路の作り方。プラス側の合流回路・マイナス側のブロック分け・ユニットとの接続をわかりやすく解説します。
プラス側の合流回路をつくる
抵抗の足を曲げる
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前回、片側あたり10列(合計20列)ぶんのLED直列を作りましたね。
●アドバイザー:イルミスタ・野本研究員
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はい。下が前回までの工程の写真(↓)です。
●レポーター:イルミちゃん
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今のところ、まだこの10列はつながっていません。単に直列が10列並んでいるだけです。
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フムフム。
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今回はまず、「プラス側だけを10列分合流させる」ところから始めます。
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合流って、10列ぶん全部つなげてしまうんですか?
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そうですね。この場面でスズメッキ線を使って、10列ぶんの回路をつなげていってもいいんですが、今回は「抵抗の足」を使いましょう。
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こうやって直列の先頭にいる抵抗の足を、隣の列に向けて曲げていきます。
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なるほど〜。こうやればスズメッキ線を使わずに合流回路ができるんだ。
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抵抗の足が長いので、3重に重なっているところはさすがにジャマ。余分を切り落としておきます。
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ちょっとずつ足が重なるように、長めに残しながら切るんですね。
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このほうがハンダ付けしやすいし、点で接触させるより接触不良も起こりにくくなります。
抵抗の足を曲げる
全列曲げるとこうなる
チョキ
こういう状態にする
ハンダでつなぐ
足を重ねたポイントにハンダ付け
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ここは連続的にハンダを盛って、一直線につなげていきます。
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なるほど、こうやれば全ての列を効率よくつなげられますね〜。
プラス側の合流完了!
今回は1枚の基板に左右分を作っているので20列ぶんまとめているが、実際にクルマ用として作るときは当然ながら左右基板は分かれる。
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