LED自作レシピ
LEDイカリングをストロボ風に点滅させる技
イベントやミーティングで、イカリング好きの視線を欲しいままにするLEDイカリング・フラッシュのやり方を解説。リアル配線図付きでわかりやすい!
LED点滅には点滅調光コントローラーを使う
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今回のテーマは「LEDを点滅させるにはどうしたらいいか」です。
●レポーター:イルミちゃん
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ではCOBイカリングを例に、ストロボのように点滅させる方法を解説しましょうか。
●アドバイザー:イルミスタ・野本研究員
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え、イカリングを点滅させるなんてアリですか?
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あくまでもイベント仕様向けの技ですが、やりたいという人は多いですよね。ただ、この技はCCFL管では無理なので、COBイカリングを使うことが前提になります。
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そっか。COBもLED(面発光LED)だから、点滅させることができるんですね。
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そういうことです。「ミニ点滅調光コントローラー」というのを使えば、小さいコントローラーを付けるだけで簡単にできるのでオススメ。
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この「ミニ点滅調光コントローラー」を使えば点滅だけでなく調光……つまり明るさを変えることもできますので、実はCOBイカリングを減光させる技としても使えます。
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なるほど〜。この方法なら、ドライバーを交換する必要はないわけだ。
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ただしLED点滅が必要ない人は、ドライバーを交換する方法のほうがいいですけどね。
ミニ点滅調光コントローラー
LED通販のエルパラでも購入可能。DCコネクター付きでテープLEDともワンタッチでつなげる。
LEDを点滅させるときの配線方法
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点滅調光コントローラーのDCコネクターを切り落として、プラス線とマイナス線をそれぞれハンダで直結することもできますが、今回は「ハンダが使えなくてもできるつなぎ方」でいきます。
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そのほうが難易度は低いですもんね。誰でもつなげる♪
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その場合は、以下の2つのコードを組み合わせます。
DCジャック(メス)の反対側が切りっぱなしの配線コード・「赤黒DCジャックケーブル」。切りっぱなし側は、車両の配線(例えばスモール線など)につないで電源を取り出す想定。
DCプラグ(オス)の反対側が切りっぱなしの配線コード・「赤黒DCプラグケーブル」。これも組み合わせる。
2つのコードを組み合わせると、以下のようにCOBイカリングと点滅調光コントローラーをつなぐことができます。
リアル配線図
「イカリングの配線」と「赤黒DCジャックケーブル」は、スプライス端子を使ってつなぐのがオススメ。イカリングのように車外での接続になる場合は、防水タイプの熱収縮チューブで結線部分を覆います。
コレがスプライス端子
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