長距離ドライブ前のメンテナンス

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車で長距離を走るときの〈最〉重要メンテナンスは何か？

長距離ドライブ前に、やっておくべきメンテナンスを一つだけピックアップ。ウォッシャー液の補充などのあれこれは、ここではあえて置いておく。シンプルかつ最重要で、安全第一に直結する対策だ。

いよいよ、お正月休みに突入。実家に帰省する準備などをしている人も多いはず


DIYラボ レポーター：イルミちゃん

ヘルメットかぶって、何してんのよ？ 年末の集中工事のアルバイト？



DIYラボ別館：ユキマちゃん

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  お雑煮、フライング！
  私のも取っておいてね。

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  DIYラボもいよいよ、年末の減力放送の時期ね～。

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  ……そうじゃなくて。この時期、帰省のために車で長距離を走る人が多いから、エマージェンシー企画をやります。

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  はて？ なんかGW直前にもそんな話をやったような気がするけど……デジャブかしら？

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  シャラップ！ GWから半年も経ってるんだから、メンテナンスしないとダメに決まってるでしょ！

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  そっか。
  ウォッシャー液を補充しておかなくては。


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  ……まあ、そういうのもあるけど、DIYラボではあえて、アレもコレもやりましょう……とは言いません。

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  エンジンオイルチェックとか、しなくていいの？

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  そういう一般メンテも大切だけど、「家族を乗せて長距離を走る」このタイミングでは、もっと重要なメンテナンスがありますよ。

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  では、リアモニターの液晶画面を掃除しておこう♪


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  違います。
  タイヤです!!


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  タイヤの空気圧なら、GWのときに補充したじゃない。

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  タイヤの空気って減るんですよ。ごくごく自然に。ご存じですか？

  ●アドバイザー：スパイス 佐藤研究員

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  そんなにすぐには、減らないのでは？

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  下の記事でもやりましたが、タイヤの空気圧チェックの頻度は、普通の人が思うよりはるかにシビアです。



✔ 「車のタイヤの空気圧は、どの位の頻度でチェック（点検・補充）すべきもの？」参照。

>>>リンク先で詳しく読む。

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  半年に1回とか、オイル交換のときに見る……程度のサイクルでは危ないってことです。

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  そうなのか。

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  インチアップした車の扁平タイヤなら、もっと早いサイクルでチェックしないとダメですよ（※上記記事参照）

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  まあ、長距離を走るときに空気圧が少なかったら、燃費も悪くて損するしね。

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  ……ホント、ノーテンキねぇ。

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  おさらいです。なぜ、このタイミングでのタイヤの空気圧チェック＆補充が重要なのか。

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  空気圧不足のタイヤで、高速道路を長距離走行するときが一番、タイヤのバーストを起こしやすいからです。



✔「タイヤバースト原因の〈復習〉と、起きたときの〈予習〉」参照。

>>>リンク先で詳しく読む。

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  詳しくは上の記事で触れていますが、空気圧不足はバーストに直結しています。

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  空気がパンパンに入っているほうが破裂しそうだけど、逆なのね。

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  もちろん入れすぎもよくないですよ。グリップも低下するし、高速走行では熱を持つからさらに膨張するし。

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  適切な空気圧になるように補充しましょう。

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  引っ張りタイヤのドレスアップカーなら、空気圧管理の重要性はなおさらです。

引っ張りタイヤの人向け記事

引っ張りタイヤのリスクマネージメント

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引っ張りタイヤの空気圧は何キロがいいのか？

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  それと、実際にタイヤのトラブルが起こった時のことも想定して、三角表示板（三角停止板）を積んでいるかどうか確認しておきましょう。

三角表示板は、基本的に車載工具には含まれていませんからね




✔ そんなの買った記憶がないぞ？ という人は「三角表示板（三角停止板）は義務なの？ 義務じゃないの？」参照。

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  車に積んでおく、という意味では、社外ホイールに換えている人はロックナットを外すキーソケットを忘れずに。

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  積んでいないと、スペアタイヤに交換もできません。

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  また、他のナットにしても純正ナットとはサイズも違っていたりするから、車載工具では外せない可能性が高い。

コレはあくまでも純正ホイール用


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  ホイールを購入したときに付いてくる、薄口のソケット（アダプター）か、薄口のクロスレンチ（十字レンチ）を、車に積んでおきましょう。


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  とにかく、タイヤ＆ホイールは外せるように準備しておかないと、パンクやバーストだけでは事態が収まらなくなりますよ。