バックカメラ後付け入門ガイド（第9回）

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バックカメラの映像を（ナビではなく）液晶モニターに映すメリット

バックカメラ（リアカメラ）の映像は、バックに切り替えた時にナビ画面に映すのが一般的だが、バックカメラ映像を別のモニターに映しっぱなしにする提案。通常の走行中も後方を確認したいシーンは多々あるので、車によっては意外とメリットが大きい。

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  前回は、「車内取り付け用のバックカメラ」もあることを紹介しましたが、今日はその発展系のワザです。

  ※「バックカメラを車内に取り付けるという手もある」参照。

  ●アドバイザー：ビートソニック ワタナベ研究員

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  ほほう。
  車内カメに、まだ続きがあるんですね。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  例をあげると、S660なんですが、この車は「左後方」を目視で確認するのが難しいんです。



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  これは……。
  真後ろではなく、左後方か。

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  普通の車でも、車体の左後ろはミラーの死角になるから、目視しましょうっていうじゃないですか。

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  あー。
  車線変更とか、左折のシーンですね。

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  ただ、中には目視でも見えにくい車もあります。

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  ……あのぉー。ところでこの連載は、バックカメラの連載なんですけど……

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  ハイ。
  ここで、バックカメラの登場です

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  え!? バックカメラって、後退するときに後ろの映像を見るものでしょ？

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  そうなんですけど、前回登場した「窓越しバックカメラ」を使うと、車内から左後方の死角を写すように設置することが可能です。



ビートソニックの窓越しバックカメラBCAM6A

左後方に向けて固定



この範囲を映せる


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  なるほど！
  バックカメラというか、死角カメラ……？

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  バックカメラの派生ですね。こういう用途でもカメラは便利ですよ。

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  あれ？ ……でもバックカメラの映像って、バックに切り替えた時に写るものでしょ？

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  バックカメラとして、ナビに接続したらそうなりますよね。

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  てことは、通常走行中にナビを見ても、ナビ画面が映っているだけでは？？？

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  だから今回の“死角カメラ”をやるときは、別途小型の液晶モニターを用意して、そこに映像を映すんですよ

3.5インチモニターに写している例


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  別のモニターに、死角を写りっぱなしにする？

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  そうなんです。

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  ようするに「死角の写るミラー」みたいなカンジですね。

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  それによって、車線変更などの安全性を高められます。

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  この発想は、S660に限らず応用できる話ですね。

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  「バックカメラの映像をモニターに映す」ニーズはけっこう多くて、後ろが見えない（見えにくい）車などでは「常時表示させておきたい」という声をよく聞きます。

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  リバース連動で流すのではなく、常に後方を映すんですね。

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  そうなるとナビの画面で……とはいきませんので、別の液晶モニターが必要になります。



ビートソニックの3.5インチ液晶モニターQBZ5。5インチもある。

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  液晶モニターの固定には、ビートソニックのスマホホルダーでも使われるスタンド（40種類以上）が使えるので、取り付けの自由度も高いです（↓）

ビートソニック│スタンドシリーズ

●ビートソニックのスマホホルダーは、ホルダー部とスタンド部がセパレートになっていて、スタンドだけをバックカメラに流用する手がある。
●L型フックスタンドは40種類以上。

※ビートソニックHPの「スタンドシリーズ」参照。

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  バックカメラの映像を、小さいモニターに映しっぱなしにするって……アリな気がしてきました。

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  液晶モニターだけでなく、ミラーモニターに写す、という手もありますよ。



ビートソニックのモニター内蔵ルームミラーMMA2

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  この場合は、死角も写るバックミラーになる！

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  そうですね。通常の車体の外に付けるバックカメラと組み合わせて、バックカメラ映像を（ナビではなく）こちらのルームミラーに映す、という方法もあります。

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  ほー。
  そのメリットは……？

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  例えば「同乗者がテレビを見ている時、バック映像に切り替わらない」というのあるし、目線的に「ミラーとバックカメラ映像が同時に見られる」というのもあります。

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  なるほど。言われてみれば、バックカメラの映像とミラーは、近い場所にあったほうが安全とも言える。

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  どういうモニター取り付けが見やすいかは、車種や人それぞれだと思いますが、想像以上にいろいろなことができますよ。

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  自分が見やすい・使いやすいバックカメラの設置、模索してみると、運転が快適になりそうです。