バックカメラ後付け入門ガイド（第5回）

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純正バックカメラ（リアカメラ）を流用し、社外ナビにつなぐ方法

純正バックカメラの映像を、社外ナビに映す方法。純正ナビが古くなると、市販の最新ナビに変更する人も多い。その際にバックカメラは純正を流用する手がある。いろいろとメリットが大きいので、このやり方を知っておこう。

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  今日はバックカメラの後付けというよりは、純正バックカメラの流用の話をしたいと思います。

  ●アドバイザー：ビートソニック ワタナベ研究員

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  純正の流用……？

  ●レポーター：イルミちゃん

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  純正バックカメラ（リアカメラ）を生かして、その映像を、社外ナビ（市販ナビ）に写すパターンですね。

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  え？
  そんなことする人いるの!?

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  たくさんいますよ。
  問い合わせも多い話題です。

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  なぜ、わざわざそんなコトをするんだろう？ 純正バックカメラが付いているのなら、純正ナビに映るでしょう？

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  どんなにイイ車でも、純正ナビって、古くなるモノですよね。

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  ……む。

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  純正ナビだと、地図データ更新などにかなり費用がかかります。そのため何年か経過した車だと、社外ナビを付ける人も多いんです。

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  と、いうことは……

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  その時に困るのが、もともと付いている純正バックカメラの存在です。

ナビは交換できるが、純正バックカメラはどうなる？


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  社外ナビに、流用はできないってこと!?

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  純正ナビと純正バックカメラは、専用形状のコネクターでつながっています。普通は、社外ナビにはつなげない。



純正ナビのバックカメラ入力端子は独自形状。

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  純正ナビには、市販のバックカメラがつながらない……その逆パターンだ。

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  そうなりますね。で、こういう場面で使えるバックカメラアダプターも存在しているんです。



ディーラーオプションのバックカメラを、市販ナビにつなぐカメラアダプターBC1。※一部のメーカーオプションナビにも適合する。

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  以前に市販のバックカメラを、ディーラーオプションナビにつなぐためのアダプターBC5（※）を紹介しましたが、BC1はその逆のアダプターです。

  ※「社外ナビでも純正ナビでも、バックカメラの後付けはできる」参照。

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  バックカメラを後付けするのではなく、すでに付いている純正を生かすアダプターなんですね〜。

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  作業としては、ナビの交換さえしてしまえば純正バックカメラの線はそのまま生かせます。配線の取り回しは、必要ないですね。

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  そっか。
  配線の引き込みとか、いらないんだ。

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  アダプターさえあれば、純正バックカメラの流用は、意外とカンタンにできるということです。

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  同じ純正ナビでも、ディーラーオプションではなく、メーカーオプションナビの場合はまた事情が違います。

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  同じ純正でも違うんですね。

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  まず、メーカーオプションとして付いているバックカメラは、いよいよ取り外すのも大変です。外したら穴ができますし。

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  なおさら、どうにか生かしたい！

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  そうなんですが、メーカーオプションの場合は完全に車種別専用設計でナビが作られているため、コネクターも車種専用になっています。

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  え〜!!
  やっかいだなぁ。

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  というわけで、ビートソニックとしても全車種への対応までは難しい状況ですが……

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  可能な車種もあると？

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  もちろんです。例えば30エスティマや10アルファードなどは、車種専用のバックカメラアダプターもあります。例えば、コレはアルファード用の一例です（↓）



アルファード用のバックカメラアダプターBC11。年式によってコネクター形状が変わるので、同じ車種でもBC12、BC15などが適合する場合もある。

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  あるじゃないですかぁ♪

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  このアダプターを使えば、メーカーオプションナビのナビだけを交換して、純正バックカメラを流用することが可能です。



ビートソニックHPのバックカメラアダプター適合表の中には、「メーカーオプション装着車」のリストもある。これをチェックしてみよう。

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  この他、ハイエース用のBC26など、意外と人気ありますよ〜。

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  メーカーオプションのバックカメラまで流用できるとは、オドロキです。