防水配線の最新事情

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防水で配線をつなぎたい時の、接続方法まとめ

防水で配線をつなぐための「端子」や「コネクター」が充実してきている。数年前とはまったく事情が異なると言ってもよい。今や車外の配線は、フル防水仕様での接続が可能。脱着したい場合と脱着しなくてよい場合にわけて、まとめて解説する。

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  昔とは違って、今は、防水仕様の「端子」がありますよね〜。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  エーモンでも、車外配線用の「防水」には力を入れています。「防水ギボシ端子」「防水カプラー」「ワンタッチコネクター」など、多くのアイテムがありますよ。

  ●アドバイザー：エーモン 中塚研究員

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  防水ギボシ端子だけじゃないんだ。いつの間にか、いろいろ出ているようです。

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  整理すると、以下のような方法が考えられますね。

✔ 防水ギボシ端子

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✔ 防水ワンタッチコネクター

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✔ 防水カプラー

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✔ 圧着端子＋防水収縮チューブ

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  手段がいろいろあるのはいいんですけれど……けっきょくドレが一番良いのでしょうか？

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  え〜っと、そこはまあ、それぞれに特長がありますので。

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  というわけで、「防水で配線をつなぐ方法」を整理して、まとめておきたいと思います。

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  まずは、「脱着」できるようにする必要があるかどうか、です。

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  バンパーに付けるパーツ等だったら、脱着できたほうがいいですね〜。

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  そういう場合は、「防水ギボシ」あるいは「防水カプラー」ということになります。



※「防水ギボシ端子の正しい使い方と、間違った使い方」参照。

※「防水ギボシ端子の正しいかしめ方（付け方）」参照。

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  「防水ギボシ端子」の場合は、配線の太さに合わせて2種類ありますが、どちらにしても細線（0.2スケア線など）には対応していません。


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  つまり、LEDで主流の細線には、意外と使えなかったりする可能性がある。

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  細線（0.2スケア相当）の配線コードを、脱着できるようにつなぐのなら、防水カプラーがオススメ。

  ※エーモンの「防水カプラー」は、0.2スケアのみの細線用。



「防水カプラーの作り方（端子の取り付け方法）」参照。

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  防水ギボシ端子の場合は、配線1本ずつの接続となりますが、防水カプラーならプラス線とマイナス線をまとめて脱着できるのもポイントですね。

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  抜き差しする必要はない、ということであれば、「防水ワンタッチコネクター・接続用」を使うと、ラクにつなげます。電工ペンチも不要です。



エーモンの「防水ワンタッチコネクター（接続用）」

配線を2本差し込んで…



プライヤーで圧着するのみ



ワンアクションで接続完了


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  防水接続のカンタンさ、という意味ではコレが最強アイテムですね〜♪

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  ただし、このワンタッチコネクターは細線専用アイテム。 0.2スケアのみの適合です。

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  ……ということは、0.5スケア線や0.75スケア線には使えないんだ。

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  そうですね。防水ギボシ端子なら、最大で2スケアまで対応できますが……

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  でも、脱着する必要がない場面で、防水ギボシ端子というのも、ヘンな話ですよね。

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  そんなケースでは、圧着接続端子を使ってつなぎ、防水収縮チューブで接続部を覆う、という方法があります。



エーモンの「圧着接続端子（1168）」



防水収縮チューブで覆う。具体的なやり方は「車外の配線を防水でつなぐには？」参照。

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  これは、防水端子が登場する前から使ってきた手法ですね〜。

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  今でもこの方法を使うメリットはあって、これなら0.25〜1.25スケアと幅広く対応できます。

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  ウ〜ム。
  確かにどれも一長一短あって、捨てがたい。

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  整理すると、以下のようになりますね。

█ 防水で配線をつなぐ方法

種類	脱着	配線の太さ
防水ギボシ端子	〇	0.5〜2スケア
防水カプラー	〇	0.2スケア
防水ワンタッチコネクター	✕	0.2スケア
圧着接続端子＋防水収縮チューブ	✕	0.25〜1.25スケア

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  自分の用途を考えてみれば、おのずと正解が見えてきますよ〜。