車以外のDIYシリーズ

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DCボリューム調光器を
壁に埋め込み
取り付けする方法

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  「家の壁に穴を開ける前に、考えるべきこと」の続き。

  ●DIYラボ別館：ユキマちゃん

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  前回の考察を踏まえて、今回はリアルに家の壁に穴を開けるのではなく、自作した壁ボードを使ってDCボリューム調光器を埋め込む方法を解説します。

  ●アドバイザー：イルミスタ 野本研究員

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  この壁からして自作ということだね。

  ●DIYラボ別館：所長



自作した壁ボード。

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  そうですね。15ミリ厚の板に壁紙を貼って作りました。

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  そして今回の主役。壁に埋め込むDCボリューム調光器はこちら。



普通の家庭用の調光器ではなく、DC12V仕様のLEDテープライトやLEDダウンライトを家庭用として使うのに最適な、エルパラのDCボリューム調光器

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  それから、この調光器を壁スイッチと同じような見た目で埋め込むために使うのが、市販のスイッチボックス（定番のパナソニック製）です。



DCボリューム調光器（右）と、それを壁スイッチ風に設置するためのスイッチボックス（左）

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  このスイッチボックスがピッタリ収まる穴を、壁に開ければいいんだね。

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  ただ、注意点としては壁に穴を開けるときのサイズ。

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  ふむ。
  そこは重要だ。

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  このスイッチボックスを使用するときのサイズを調べると、一般的には縦90ミリ×横52ミリといった数字が出てくるんですが……

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  フムフム。

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  縦の長さは90ミリだと小さすぎて、調光器の基板が干渉してしまいます。なのでDCボリューム調光器を取り付けるときは、縦95ミリで穴を開けます。

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  横は52ミリでいいのね。

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  そうですね。ちなみにピッタリ52ミリでなくても、例えば51ミリだとしても、問題ないです。

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  スコンって抜けて、向こう側に落ちたりしないの？

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  そもそもネジで固定するし、パネルを被せるので、切り口も見えなくなります。

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  そういうことか。

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  壁に穴を開けるときはどうすればいいの？

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  スイッチパネルの中心をどこに持ってくるのか、位置を決めて壁にマーキングします。


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  マーキングを基準にして、縦95ミリ・横52ミリの四角を書きます。



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  なるほど。こうやってスケールを当てれば、四角い壁スイッチサイズの形にマーキングできるんだ。


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  そしてくり抜く！

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  いやいや。その前に、穴を開けるとき周囲に傷をつけないように、マスキングテープを貼って保護しておきます。


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  こういうのが大切なんだよね。

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  穴は何で開けるの？

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  今回の壁は「木の板」なのでジグソーで切りますが、いきなりはジグソーの刃が入りません。先にドリルで穴を開けておきます。


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  これは何Φで開けたのかな。

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  そこはジグソーの刃が入ればいいので、とりあえず手元にあった10Φのドリルで穴を開けました。


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  点対称な二箇所のカドに穴を開けておくのね。

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  こうすれば、四辺に向けてジグソーの刃を入れられます。


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  ジグソーを持ってなかったら…？

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  うーん。だとしたら、ドリルで細かく穴を開けていく……とか、そういう手もなくはないですね。

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  切り口がゲジゲジになりそうだけど。

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  それについては、パネルを設置する段階で隠れてしまうので、大丈夫だと思いますよ。

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  なるほどね。
  だったら私でもできそう。

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  もちろんできるだけキレイにやるに越したことはないけど、それほどシビアではないってことだね。

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  というわけで調光器取り付け用の穴が開きました！


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  果たして壁の内部はどうなっているのかッ!?


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  どうやら内部に断熱材は無いようです！

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  ……いや、今回は壁に見立てた自作ボードだから……あるわけないよね。

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  だあぁ……分かってるわよッ！ 人がせっかく家の壁に穴を開けたかのような緊張感を演出しているのにッ！

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  ……。