通好みの電装カスタム

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ワンタッチウインカーの後付け方法（新型80ハリアー編）

新型80ハリアーにワンタッチウインカーを後付けする方法。ワンタッチウインカーとは、ウインカーレバーのワンタッチ操作（チョン押し）で、3回点滅→自動消灯するようになる仕組みで、高速道路での車線変更に便利。元は欧州車に装備されている機能で、最近は国産車の採用例も増えているが、純正で付いていなくても後付けは可能だ。

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  ヤリスには付いている（※5回点滅）けれど、新型80ハリアーでは純正採用されなかった、ワンタッチウインカーをDIYで後付けします。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  デンクルのワンタッチウインカーの取り付け方法を解説していきましょう。
  （↓）

  ●アドバイザー：DENKUL 岡本研究員



デンクルのワンタッチウインカー・新型80ハリアー用

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  何から始めますか？

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  ハンドルコラムカバーを取り外します。これはネジが3箇所にあります。


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  まず、下側にひとつ。

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  それからハンドルを90度切った状態にすると見えるネジが、左右にあります。


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  逆方向に切ると、もう1本も見えます。

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  3本のネジを外したら、コラムカバーを外そうとする前に、養生したほうがいいポイントがあります。

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  フムフム。

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  ……と言うのも、コラムカバーが外れるときに、ステアリングと擦れる可能性が高いんですよ。

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  傷が付くかも知れない……。

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  そうなんです。そこで、このあたりに養生テープを貼っておくのがオススメ。



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  もうひとつ要注意なのが、電動チルトのスイッチ。これもコラムカバーを外す過程で接触して傷をつけやすいので、養生テープを貼っておきます。


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  ここまで準備ができてから、コラムカバーの取り外しにかかりましょう。

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  コラムカバーの奥のほう（↓）を左右から手で押し込むとツメによるロックが外れます。


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  コツとしては、先にコラムカバーの上側を、上方向に少し上げてフリーにしてしまったほうがやりやすいです。


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  コラムカバー上側は布とつながっているので外れませんが、フリー状態になっているほうが、下側を外しやすいのです。

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  なるほど。

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  コラムカバー下側を外すときは、外側方向に広げつつ、下に下げます。


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  この過程で若干レバーに触れてしまってハンドルが動くことがありますが、そのへんは仕方ないですね。


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  コラムカバーが無事に外れました～。

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  次はなにをするのでしょうか？

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  ワンタッチウインカーキットのハーネスを、カプラーオンで割り込ませます。

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  目標のカプラーはどこに？

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  ステアリングコンピューターにつながっているこのカプラー（↓）なんですが……


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  しかし、ヤリスの時と同じ話で、先にこの信号線のカプラーを抜くと、ヘッドライトが点灯しっぱなしになってしまいます。

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  あー。
  新型80ハリアーでもその注意点は同じなんだ。

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  というわけで、まずはステアリングコンピューターの電源が通っているカプラーを先に抜きます。


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  そのあと、ステアリングコンピューターの信号線のカプラーを抜きます。


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  そして、デンクルのワンタッチウインカーのカプラーをつなぎ直します。


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  カプラーはオス・メスに分かれているので、差し間違えは起こりません。

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  もともとつながっていた純正ハーネスは、ワンタッチウインカーキットの反対側につなぎます。


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  これで割り込み完了。

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  あとは、赤い線が1本出ています。これは電源線で、この1本だけヒューズボックスのある助手席側へ通します。

足元奥の側面パネルを外す（左右とも）



3箇所ツメで留まっているだけなので、手で簡単に外れる。

配線を通す


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  そして、付属のヒューズ電源を使って、ACC電源を取ればOKです。


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  デンクル製品の場合は、車種別の説明書にヒューズの位置情報が書かれているので、検電テスターなどで調べる必要はありません。

✔ ヒューズ電源を付けたことがない人は、「ヒューズ電源の正しい付け方（取り出し）。向きに注意!!」参照。

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  これで純正採用が見送られた新型80ハリアーも、ウインカーレバーのワンタッチ操作（チョン押し）で、3回点滅→自動消灯するようになります。